Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆もうかれこれ20年のお付き合い

私のマッキー好きは家族、友人、知人のみんなが知っているほどですが、

もうかれこれ20年ぐらい、リアルタイムで聴いてきました。

どの曲にもその時代の思い出みたいなのもあって、

目には見えないけれど、私にとっても思い出のアルバムみたいな

そのときの映像とか、季節とか、匂いとかが思い出される曲がたくさん!

夏に日本から最新CDを買ってきてもらいました。

ようやく落ち着いて、ゆっくりCDを聞くことができました。

マッキーの歌詞は文法もしっかりした普通の文章になっているので、

新しいCDが手に入ったらいつも最初に歌詞カードを本のように読むのが私の習慣です。

言葉の使い方とかとっても素敵です。

昔みたいに、恋や愛やでキュンっとなる歌より、

人生観とかを語る歌が増えていますが、

色々学ぶことも多くて、これからもずっと聴いていきたいな~と思います。

今回は、これって原発事故のことなのかも、という曲もあって

マッキーなりの言葉で伝えている曲があります。

歌の解釈は人それぞれでいいと思うのですが

私はその曲でマッキーが言いたいことはすごくわかります。

原発事故をうんぬん、と言っているのではなくて、

(電気の供給とか)当たり前に思ってることって、

当たり前すぎて私たちは感謝すらしていない。

それを悪く言う前に、今までの当たり前を感謝しよう、と。

日ごろの生活でもすごく思い当たるな、と思います。

健康に毎日生きていることを当たり前に思ってしまって、

何も無くてつまらないとか、もっと○○がいいとか、

これが欲しい、あれが欲しいと欲ばかり出て、

”健康に毎日生きていること”に感謝を忘れてる。

別の曲ですが、「当たり前をありがとうに変える」という歌詞があって

実はこのフレーズは、今回のアルバム以外にも

同じフレーズが出ているがあるのですが

明日が必ず来るとは誰も言い切れないと知って

こんな風に僕の1日が何事もなく終わることさえ奇跡と思える。

今日という日は神様からの贈り物だと気づけるんだ。

というような歌詞があります。

今年は震災、台風、いろんな自然災害を目にしてすごく考えさせられました。

毎日の忙しさに追われて、今必要なことばかり考えたり行動したりで、

ふとそういうことをゆっくり考える時間が無くなっていて、

でもマッキーの曲で、ちゃんと落ち着いて考えることが出来たので感謝です。

知らなかったのですが、その今回のCDに入っている曲が

原発擁護とか言われてるみたいですね。

どれほど騒がれたことなのかは知りませんが、それを聞いてびっくりです。

私は、自分の毎日を考えさせられた曲だっただけに。

まったく原発擁護なんて思わず、自分に反省してたぐらいなのに・・・

こうやって素直に聞いているひとも多かっただろうに・・・。

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