Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆ママの義務? “Plätzchen”

クリスマスの時期、いやっちゅうほど目にする

Plätzchenと呼ばれるクッキー。

プレゼントにあげたり、食べたり、なんだかよくわからないのですが

とにかく、クリスマスまでクッキーの嵐です。

この時期は、ドイツのママたちは狂ったように焼きます。

ドイツの子供達にとってママがキッチンでクッキーを焼くというのも

クリスマスの風物詩の一つなんだそうです。

色んな形、味、とにかく色々です。

アメリカンっぽく色がきつくないのが手作り感のあるPlätzchen。

この時期は御呼ばれしたときなどにも手土産として役立つし、

なんだかんだと使えるのでうちも毎年焼いてます。

クッキーを作るとキッチンが粉だらけになるので、

なるべく作る回数は減らしたいな、と今年は一気に作ることにしました!

湿度の無いドイツなので、湿気ることもないし、

今作ってもクリスマスまでおいしく食べられます。

ということで、私が毎年作っているレシピ。

砂糖1:バター2:小麦粉3 & 卵1個

という超簡単な配分。

卵1個は砂糖が200グラムのときなので、

それより分量が少ない場合は卵が残ってしまうので、

砂糖200グラムで作ろうとしたところ、私のレシピだと

バターは400グラム、小麦粉600グラム!ということに!!

卵の右側の物体はバター1個丸々です。

怖っ・・・。すごい量です・・・。

とりあえず材料をひたすら捏ねるだけ。

下に敷いている赤いのはシリコンの敷物で

昨年クリスマスが終わったときにセールになっていたもの。

毎年、少しずつ作っていたので、アルミホイルを敷いていましたが

ここまでの量になると、こういうのが無いとさすがに無理です・・・。

白と黒の模様のクッキー、上手く出来ませんでした・・・。

生地を作るのは簡単ですが型を抜いて焼いて・・・という作業は

なんだかんだと時間がかかるので、結局2回しか焼けませんでした。

また明日に持越しです。

焼きあがったPlätzchenは缶に入れずに

このときを待っていた!久々登場!Weckのグラスに入れました(笑)

うちのアパートの1階に住む家族。

幼稚園の女の子のいる家庭なのですが、

超美人の奥様が、まーったくキッチンにいる姿を見たことがありません。

アパートのエントランスからその家族のキッチンが丸見えなので

何を作ってるとか、誰がいるとかわかるのですが、

料理をしている姿を見たことがありません。

めずらしくキッチンにいても、パンにバターを塗ってたり、

とにかくお鍋とかそういうものを使ってるのを見た事が無く、

一体何を食べて生活してるのか不思議なほど。

時々お父さんがパスタを作っているのを見かけるぐらいです。

そこのお母さん、多分私と同じぐらいの年齢だと思いますが

娘さんもいるのに、ちゃんとお料理してなくて大丈夫かな・・・と

心配になるほどです。

さすがにもうここに住んで3年ほどたちますし、私が通るのが

たまたまキッチンにいないタイミングばかり、とはいえないはず。

そんなファミリーのキッチンですが、年に1度だけ

朝も夜も奥さんを見かけることがあります。

それがこのPlätzchenを焼く姿。

お料理はしなくてもPlätzchenだけは必ず焼くんですよね。

なんか意地みたいに焼いてるので笑えてきます。

それぐらいPlätzchenはドイツのママにとって大切なものなんでしょうね。

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