ドイツに来てから散々色んなクリスマスマルクトに行きましたが
今まで行ったどのマルクトよりも素敵なマルクトに出会いました!
Esslingenのクリスマスマルクト。
私は今年までこのマルクトの存在を知りませんでした。
たまたま数名から良いらしいと聞いたのでStuttgartに行ったついでに
行ってみましたが最高でした。こだわりを感じました。
Stuttgartから程近いEsslingenという街。
車でも20分ほどで着きました。とっても小さな町なのですが
クリスマスマルクトに向かう人がたくさんいました。
小さな町でも期間中常設のマルクトなのでそれだけ人が集まるんだと思います。
そのEsslingenのマルクトは通常のマルクトとは別に
Mittelaltermarktといって「中世のクリスマスマルクト」と呼ばれる
エリアがあります、その名の通り「現代のマルクト」ではありません。
小屋もこんな感じで風情たっぷりですし、
お店の人たちの衣装も中世で統一。
こちらグリューワインスタンドの装飾
こちらは栗やさん。
こちらは、なんとお風呂です!入れるそうです。
テーブルもいい感じ。
焚き火も味があります。
小さな舞台では劇が上演されていました。子供達が本当に楽しそうに見ていました。
マイクなどは無く地声でやっていました。
子供達を集めてお話会をしていたり
子供向けのイベントが盛りだくさんでした。1日のスケジュールがこんなに!
こちらもKlippeは本物の動物でした。
このKlippeでも1時間に1回、クリスマスの歴史のお話会がありました。
そして何より中世を感じたのが、手動観覧車。
お兄さん2人が手で回しています。
子供達は大喜びで乗っていました。一番高いところで止めて、
お兄さん達が「どうだ?見えるか~?」と声を掛けていました。
そして、中には売っている物の金額表示がユーロではなく
Silberlinge(銀の指輪)という単位で表示していたり。
そしてこだわってるな~と思ったのが、いわゆる業者さんなのか、
マルクトの小屋に飲み物を納入する人。
奥に写っているのが飲み物の載った台車で右にいるのがお兄さん。
これをごろごろと引っ張ってきました。もちろんお兄さんも中世の格好。
隅々まで「中世」にこだわったマルクトでした。
手を抜かずに中世を守り通りしている姿勢に恐れ入りました、という感じです。
景色は違えどクリスマスマルクトはどこも同じようなものが売っていて
同じようなスタンドが出ているので、こうやって何かコンセプトがあるのは
やはり「ここにしかない」という感じがして行きたいな、と思えるマルクトです。