まもなく3月。
3月は毎年、歯の定期健診と婦人科の定期健診を受けるようにしています。
歯医者は一昨年に新しい歯医者に行きはじめて以来、
毎回半年後の予約を取られて、半年ごとに定期健診に行くようになったので、
いやでも予約を取られて、でもそれが行くきっかけとなっているので良いのですが、
婦人科は、毎年この時期になると生理の時期も視野に入れて予約をします。
恥ずかしながら、婦人科検診に行き始めたのはドイツに来てから。
なので29歳になって初めてでした。
こちらの婦人科では、29歳まで全く何も検診を受けていないことに驚かれ、
ピルを服用していないことにも驚かれ(ドイツも服用率は高いのでしょうか・・・?)、
正直、言葉の壁もあるし毎年毎年この時期になると予約するのがまず憂鬱です。
検診それ自体というよりは予約して病院に行って・・・と言うのが億劫。
言葉の壁がなければ、と何度も思いましたが、
大切なことなので毎回勇気を出して予約して行っています。
先生はとても優しくて、最初は私もドイツ語が全く出来ませんでしたが
英語&カタコトドイツ語で、電子辞書片手に、何度も聞いたり、
なんなら意思疎通をどこかで間違って、
生理が来ていないという相談になっていたみたいで妊娠検査をされたり(笑)
いったいどんな格好で何が起こるのか不安でしたが、
何かカーテンがあるわけでもなく、下半身真っ裸で診察室を歩く、
みたいなことも聞いて不安になったりもしましたが、幸いにも私の周りの友人知人達が
ちゃんと定期的に検査に行ったほうが良いと肩を押してくれて、
不安なドイツのお医者さんに行く勇気を与えてくれたことには感謝です。
つい先日もとても身近な知人が、婦人科系の病気で手術をしました。
彼女はもう何年も検診に行っていなかったそう。
検診にさえ定期的に行っていれば、すぐにわかったことなのに
手術になるまで放っておいてしまった自分に本当に情けないし、
億劫でも検診に行くべきだった・・・と、とても後悔していました。
年齢のせいもあってか、周りでもそういった問題や悩みを抱える人も増えているし
体が元気だから、健康だからOKというものでもないし、
やはりちゃんと行かなければと、今年もまた予約をしようという気持ちになりました。
昨年の3月に検診を受けたときまでは触診だったのですが
先生から保険対象外にはなるけれど、そろそろ30代半ばならば、
一度、ウルトラシャール(超音波検査)の受診をしたほうが良いと言われていたので
今回はそれも予約しました。
日本の女性の婦人科検診受診率がどれほどなのかわかりませんが、
婦人科を受診すると言うことが、ドイツでは当たり前であり、
10代から受診することも普通だと先生に言われました。
病院にさえ行ってしまえば、あまりにもあっけなく終わるので
何を不安に思っていたのだろうと毎回思うほどです。
「何かあったら2週間以内に連絡します」と言われるものの、
毎回その2週間をドキドキもせず受診したことさえ忘れ去っているのですが・・・。
もしドイツにお住まいで、海外の婦人科ってなんか不安・・・と思っている人がいたら
ぜんぜんそんなことないので、言葉が出来なくても辞書片手にでも
勇気を持っていくことをお勧めします。
とは言え、私も明日、明日、と先延ばししてばかりいたのですが・・・。
先生はとってもいい人なのですが、受付が無愛想なのが嫌なんですよね・・・。
でもちゃんと予約しましたよ!