Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆国によってここまで考え方が違う!

昨夜TV番組で

Nicht nachmachen!」という番組が放映されていました。

その名の通り「真似しないでね」という番組。

真似をしてはいけないことが次々放映されます。

たとえばガスボンベを加熱して爆発させたり、

テーブルキャンドルを大量に点灯させて火事になる状況を見せたり

洗濯機の中にボールや石を入れたらどうなるか試してみたり

とにかく危ないことを次々にやります。その都度「真似しないでね」といいながら。

日本とは全く考え方が逆だな~と思いました。

基本的に日本だとそういうことを見せないようにしますよね。

子供が真似するからという苦情も来てしまうと思います。

この番組は全く逆で、どんなに危ないことになるかを見せた上で

真似をしてはいけませんというもの。

子供心にはどちらが効くのかわかりませんが、考え方が全然違うな~と思いました。

違う考え方といえばスピード違反。

日本でスピード違反につかまるのは、多くの場合

ネズミ捕りや覆面パトカーで、基本「隠れている」ことが前提。

ドライバーは知らず知らずに走っていて、運悪くつかまってしまう。

でもその道では常にネズミ捕りをしているわけではないので

日ごろは数多くの車が違反スピードで走っている。

つかまった本人は運が悪かったとしか言いようがありません。

だから捕まったドライバーだって、自分が悪いとはいえ、

自分以外の、なんなら違反切符を切られている横で違反車が走っていても

見逃されるようなそんな状況に腹が立って仕方ありません(経験済みです・・・)

ドイツでは、誰が見ても100%カメラとわかるカメラが道端に立っています。

こんな感じのカメラが道端に立っています。

走っていると前に見えてきてカメラだ!と気づいてスピードを落とします。

もし早すぎるスピードで走ったら、必ずつかまります。

(写真が撮られて後日違反切符とともに送付されます)

カメラを見せることでみんながスピードを落とす=事故の軽減

それがあくまでも目的なんですよね。

別にそれで違反切符を切ってお金をもうけようと言う訳ではなく

街の安全を守るために一役かっているわけです。

そして不公平なことはしないので、違反したらみんな捕まる。

私はこのドイツの考え方、公平性のほうがしっくり来ます。

そんな私もカメラに撮られること数回(笑)

最近はカメラのある雰囲気みたいなのもわかるようになりました。

うちの近くではこのふるいタイプのカメラではなく、

黒い筒のような新しいタイプのカメラが出来ています。

ちなみに、少しぐらいのスピードオーバーであれば、

違反金も20ユーロ程度(2千円程度)で済みます。良心的プライスです。

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