昨日の朝、娘を幼稚園に送り散歩をして家に戻った頃、家のインターホンが鳴りました。まだ8時台で、宅配には早い。誰だろう・・・？
うちはインターホンにカメラがついていないのでスピーカーだけでしかやり取りできないのですが、「●●市の●●警察です、FrauXXXX（私）とHerrXXXX（旦那）とお話ししたく訪問しました」とのこと。
警察が来た！ということよりも、なんか悪い人が警察って嘘ついて訪問してきてる？怪しい？とそっちのほうが怖かった。ちなみに旦那は2階でまだ寝てました・・・。役立たずよ・・・。
とりあえず扉を開けたらものすごいでっかいイカツイ警察官が階段を上がってくる姿が見えました、ユニフォームの背中にはOrdnugspolizeiの文字。Ordnungsplizeiとは、駐車違反とかそういうのを取り締まってる警察。ちょっとほっとした（笑）。でも何かした！？と思ったのですが、実は一つ心当たりが・・・。でもなんで？
うちの玄関まで来て挨拶・自己紹介の後、うちの車の車番、「●月●日にxx通りでスピード違反をしています、あなたで間違いないですよね・・・？ってのは写真で分かったよ！」と。
そのスピード違反、ええ、知ってます。友達の家からの帰り道にピカっと写真が光ってしまいました。その後、レターが届き、可愛いスピードオーバーではなかったので、あなたですか？みたいなレターでした。
5km/hとか小さなスピード違反であれば、レターに振り込み用紙がすでについているのですが大きな違反の時は、異議があるなら申し立てられます、みたいなことが書かれています。
私は異議はなかったので、異議がなければ何もしなくていい、と理解したのですが、とにかくその手の公式のレターってドイツ語が無駄にややこしい。一応読んだものの、旦那にもう一度チェックしておいて！と言ったのに、そのままにして読んでいませんでした。（もーーーー、なぜ！？、って私が悪いんだけどさ、お願いしたんだからやってよー）
そろそろ次のお知らせで違反金とかの連絡が来るかなーって思っていたのですが、実は最初に来たレターの時に、誰が運転していたのか（私の顔写真はついていますが、レターは車の所有者として登録している旦那宛てに来ていました）を報告する必要があったのです。
つまり私はレターを無視している奴、となっていたのです。
ということで、警察（Ordnungsplizei）がやってきたということ。
まず私は、私のつたないドイツ語で読んでしまって理解を間違えていたこと、異議がないなら認めた=何もしなくていい、まもなく違反金のお知らせが来るだろうと思ってました。と、そしてはっきりと自分のミスであると謝りました。
そしたらそのイカツイ警察官は、めーっちゃ笑顔で「いいのいいの、気にしないで！そういうこともあるよね、大丈夫ですよ」と。「改めてレターを送ります、なので次はそれにちゃんと返事をしてください。」と。ちなみに罰金100€に1ポイントです・・・。はぁー、ドイツに来て2回目だわ、この点数の付く違反・・・。
すべて言い訳ですけど、たまにめっちゃ見通しが良くて通行人もいない広くてまっすぐな道なのになぜか50km/h制限って道ありません？そういうところでやってしまいましたよ・・・。
小さな違反（レターに最初から振込用紙が付いてくるような5違反とか）はわざわざ訪問したりはしないんだけどね、今回は大きいからさーと、訪問してきた理由を話してくれて、最後は笑顔で「じゃあねー」とお別れ。
ビビったー。何かと思ったわ。
まあきっと、その手の人には悪い輩とかもいるんだろうな、っていうことでのあのイカツイ人なんだろうか・・・。ほんと、普通にいたら怖いから。
で、話が終わったので扉を閉めたら、旦那が2階の階段の上から様子をうかがっていて「え？Polizeiが来たの？」と。いやいや、そうとわかってるならささっと降りてきてよ！妻がPolizeiと話してるのよ―――！ってな感じですが、もうこの状況に旦那は大笑い。「Ordnungsplizeiも大変だねー、でもまさか違反してレターを無視してるのがこんな普通の人だとは思ってなかっただろうねー」って笑ってました。
ということで、皆様もお気を付けあそばせ。
警察が我が家に来たのはこれで2回目（笑）
1回目はこれ。
いやいや、ネタになる生活ですわー。
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