☆南仏6日目 エクス・アン・プロヴァンス、レボー・ド・プロヴァンス
そして7日目。
前日ゆっくりめだったのでペースUPで行くと決めた日。
まずはChâteauneuf-du-Pape(シャトーヌフ・ド・パプ)へ。
ここは世界的に有名なワインの産地です。
街もこじんまりしていて可愛いです。
この街も絵を書いている人が一杯いました。
意外にも観光客は少なめでした。
街にあるのはほとんどがワインやさん。
せっかくだしワインを買って帰ろうと思うも、
お店がありすぎてどこで買ったらいいやら・・・と迷いました。
もちろんワイン畑があります。
ここのワイン畑は土ではなく石でした。
ふと、目の前を歩いているおじいさんのバッグが
フランスパン専用であることに気づきました。フランスらしいなあ。
ちゃんと「パン」ってフランス語で書いてありました。
それにしてもみんなみんなバゲットを買ってますよね。
ワインやさんを探すことにしましたが難しい・・・。
メインストリートにあるお店は観光客目当てかも、
あまりに綺麗なお店は高いかも・・・と勝手な判断を下し見つけた一つのお店。
おばあちゃんが営んでおられるワインやさん。
勝手に飲んでって~って感じの試飲エリア。
ハムやチーズも売っていて、試食もたくさんありました。
試飲と試食だけでかなり満足。
こちら写真に警察官が写っているのがわかるかと思いますが
この警察官、ワインのうんちくを語っていたようです。
お店のおばあさんとも顔見知りの様子。
しかも試食のハムやチーズをつまみながら長居。
このお店の前に停まっている車が駐車違反だったようです。
だけど違反切符の在庫が無くて、切符を切ることが出来ないから
きっとこのお店のお客さんだろうと思って声を掛けに入ってきたところ
そのお客さんと話が盛り上がった様子。
切符が無いため切れぬまま、雑談で終わったようです。
なんか、こういう適当さっていいですよね・・・。
私たちは結局3本購入しました。今まで買ったワインの中で1番高いですね。
そしてドイツに戻ってきて近所のスーパーにこのエリアのワインが売ってて
安かったっていうオチ・・・(ワイナリーが違うから??と思うしかない)
皆さん、そろそろお気づきでしょうか。
私のこの旅の目的は「ラベンダー畑を見たい」です。
未だラベンダー畑には一度も出会っていません。
道端のラベンダーは綺麗に咲いているのですが畑って探さなきゃ無いのかな??
なかなかラベンダーに出会えない旅です。
そして次の街、Orange(オランジュ)へ移動しました。
こちら、旦那が好きな歴史的建造物の多い街。
古代劇場や凱旋門がありますがサラっと見て終了。
ハイペースに疲れが出てきて休憩メインのオランジュ滞在。
かわいらしい街でしたが、あえて行くほどでも・・・。
そして次の目的地Séguret(セギュレ)へ。
到着した瞬間からフランスの美しい町に認定されているのはもちろん
私の中でも「美しい街」に認定決定(笑)
絵に描いたようなプロヴァンスの風景に何度「かわいー」と叫んだことか。
でもこれまた人がおらず、静まり返っていて話す声すらうるさく感じるほど。
とっても小さい街でしたが、気に入りました。
オランジェで沈んでた気分が、ここで一気に元気になりました。
そして次の街、Vaison-la-Romaine(ヴェゾン・ラ・ロメーヌ)は
フランス人同僚がオススメしてくれたところ。
こちらも古代ローマ遺跡などのある町で、
町全体の雰囲気がまたすっかり違うんです。
この日は歩き疲れて足も痛かったけどとりあえず歩きました。
ガレージのひとつからこうして綺麗に色を塗るところにこだわりを感じますね。
そして最終目的地Saut(ソー)です。
こちらはラベンダーで有名な町、ラベンダー街道の出発点。
ラベンダーを扱うお店もちらほら。
そうよ、こういうところに来たかったの!
「ソーの町からは一面に広がる紫色のラベンダー畑が見下ろせる」
ですってー!それがここ???
どこーーー???
今年は春の気候がおかしかったし、
ラベンダーにも影響を与えたのかな・・・。
6月、7月ぐらいが最高なんじゃなかったの???
撃沈です。