毎日の生活で慣れっこになってしまっていますが、街を歩いていたり、
カフェやレストランにいると近寄ってきてお金をくださいと容器を差し出してくる人たち。
また道路に座ってお金を集めている人たち。
あと電車の中で一方的に音楽を演奏してお金を集める人もいます・・・。
話し声も聞こえなくなるほどの音量で決して心地よい物ではありません。
先日警察官が、話しかけてお金をもらおうとしている人に「話しては駄目!」と注意していたので、言葉を発さなければOKなのか・・・?と思ったのですが、最近ますますこういう人たちが増えたと思います。
よく目にしていると、大体同じ人たちが同じ縄張りで活動していて、
時にはアクティブに、時には道路に座り込み、それを数分単位で繰り返す人などもいて
はたから見ていても感心します。
先日、街を歩いていたら女の人が1人で私と旦那に近づいてきて
「カバンを失くしたの!家に帰るお金が無いから電車代を下さい」と言ってきました。
ドイツ語でしたがネイティブではなく、ちょっと怪しい感じでした。
ただ、怪しさ90%、シリアスさ10%という感じで一瞬戸惑ったのですが、
カバンを失くしたなら警察にいくなりすればいいし、
携帯を借りるとかもうちょっと違う方法があるのではないかと思って
私と旦那は目配せをしてその場を立ち去りました。
今でもその人が本当に困っていたらと思うと申し訳ないですが、
こういうのも多いのでどうしても親身になってあげられません。
そして最近もっと増えているのがお花売り。
男性バージョンと女性バージョンとあるのですが、必ずベビーカーを押しています。
マーガレットやひまわりなどの可愛いお花を「どうぞ~」と満面の笑みで渡してきます。
ドイツでは時々、お店のオープン記念などで本当にお花を配っていることもあるのでお花をもらうことはそこまで珍しいことでもないため、一瞬戸惑うのですがこのお花、受け取ってしまうとお金を請求されます。ちゃんと話を聞いたわけではないのでどのような文句でお金を徴収しているのかわかりませんが、子供がどうやら・・・と言っていました。受け取ったからには払わなければいけないのか・・・という人たちがお金を払っているのを見ます。定額なのか、募金系なのかはわかりません。時々怒ってつき返している人もいますが・・・。受け取らないに越したことは無いと思います。もしくは受け取る前に「これはどういう意味なのか」と聞いたほうがいいと思います。(もちろん正当な理由でこの活動をしているのかもしれないので、なんとも言えませんが・・・)
本当に生活に困って、このような行動をしてる人もいると思います。
ただそう装っているだけの人もいます。その辺の見極めが難しいです。
スリや泥棒行為ではないし、まだ可愛いものなのかもしれませんが、
ここ最近本当に増えたな、とつくづく思います。
住んでいると慣れてきてわかるようになりますが、観光で特に海外のこういう部分に慣れていない人は多分戸惑うと思います。なかなか立ち去ってもらえなくて困ってしまうと思いますが、目を合わせず無視しておけばあきらめて去って行きますので相手にしないほうがいいと思います。
時々本当に困って道を聞いてくる人とか、そういう人まで一瞬怪しんでしまうし
「すみませんが・・・」と話しかけられると、常にお金の要求?と思ってしまって、
最初はどうしても怪しんでしまいます。
見掛けは怪しくないので道に迷って困ってる人だ!と思って答えたら
「Kleingeld bitte(小銭ちょうだい)」と言われたり・・・。ホント、見極めが難しいです。