Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆義両親の老後について

昨日のマイホーム探しの続きなのですが、今日旦那にふと尋ねてみました。

パパとママの住んでいる家、将来どうするの?と。

そう遠くない将来、パパやママがどちらか1人になることもあるし、

さすがに10年20年すれば、何か変わってくると思うんだけど・・・と。

「さあ・・・まあ・・・」ってあいまいな返答だったので、そこまで先の将来ではないし、すでに年老いている両親にとって今の家は大きすぎるのではないかということ、また近くにスーパーもないし車がなければ生活できないようなところで、これからもっと年老いていくのにそのままでいいのか、そういうことを聞いてみました。

たとえば、いま私たちは自分達の家を探しているけれど

ちょっと視点を変えて、小さくてもすごく便利で近くにスーパーとか色々あるようなところに

2部屋か3部屋のWohnungを買って、そこにパパとママをすませてあげるってのも一つの選択肢ではないかと、そして私たちがパパとママの家に住む。

そりゃパパとママの家はド田舎だし、すごく古いし私は出来れば住みたくない。きっと今のように街に仕事に行く事だって大変になるはず。だけど私たち億万長者でもないし、2軒も3軒も家を買うわけに行かないし。

現実的に今の状況を考えたらこの方法も一つではないかとシンプルに提案してみました。旦那は、確かにそうだね、と納得していましたが、パパやママに老後の話をするのって、まるでもうすぐ死ぬみたいな話で嫌だ、と言います。

78歳と75歳のパパとママ、もう現在が老後です。

私は別にそういう「死が近い」とか意地悪な視点で思っているのではなくて、パパやママのことを思うと、あんなド田舎は無理だろう・・・というシンプルな思いからなのですが・・・。それに私の日本の母はホームヘルパーの仕事を長年していることもあって老後の話とかすごく真剣にするし、考えてるし、決してネガティブなことではなくて、老後どうやって暮らすかみたいなそういうことをそれとなく言ったりしますが、旦那の両親は私が知る限りそんな話を聞いたことがないのですが・・・。

だけど一人っ子だし、やっぱり考えないといけないんじゃないの、と思うんですよね・・・。私、意地悪でしょうか。

別に実家を乗っ取るわけじゃないけど、実家はいつの日か空き家になっても古すぎるのでリフォームして売り出しても買い手がつくかどうかという状況。現に旦那の実家の隣のおうち(Doppelhausの半分)はなかなか売れなかったし。

しかも実は旦那の実家はまだローンが終わっていません。年金生活のパパとママがローンを払っているので、生活が厳しいんです。パパが早くに失業したことや、マルクからユーロへ変わったこと、そして今の家をほぼ頭金なしで買ったことが原因のようです。

現在すごく切り詰めて生活をしているし、正直大きなお金がいるときは息子である旦那に頼ってきます。まあ一人っ子だし仕方ないけれどそういう状況の中で、Wohnungを買ってあげるから、せめて共益費だけ払って生活できないかって思うのですが・・・。ローンの返済に比べればとっても額も少なくなるし、もう少し優雅な生活が出来ると思うんです。

だけどもちろん家の大きさからしたら今の家より小さくなるし、そういう点での優雅さはないけれど、なんか今の現状ってちょっとおかしいのではないかと思うんですよね・・・。

と、ここまではちょっと言いすぎかなと思ったのですが、一応私も家族ですし、正直に思っていることを旦那に話したら、お得意の計算式を紙に書き出してこの場合いくら必要で、この場合はいくらっていういつものお決まりの計算が始まりました。

そしたら、乗っ取り作戦(←だから乗っ取りじゃないって!?)のほうがやっぱり全体の額は相当押さえられるし、計算して身をもって感じた様子。

でも両親にはこんな話できないよ・・・と弱気。

だけど乗っ取り話ではなく、老後の心配話と経済状況の話をすれば

納得というか、当たり前の結論になりそうなんですけどね。

まあ、旦那はボソっと「じゃあみんなで一緒に住むか!」なんて言っていましたが、完全に聞かなかったフリをしておきました。お願いだからそれだけは勘弁して!

パパとママは旦那の両親だし、3人で決めればいいとは思うのですが、

私たち子供に頼らなければいけない状態の中では私も黙ってはいられない!

まっ、私の頭の中はパパとママの家のリフォームプランで一杯ですけど(笑)

今日の帰りの電車の中なんて頭の中で整理しきれなくて思わず紙に家の絵を書いてプランしてました。これは旦那には内緒です。

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ

にほんブログ村 その他生活ブログ 片付け・収納へ