ドレスデンから車で1時間ちょっとでたどり着いた待望のザイフェン。
歴史的な手作りのおもちゃの町、と書かれた看板。
観光バスは少なめでしたが乗用車が多くて駐車場が一杯!
村の入り口で5ユーロを駐車台として支払えば、
いくつかある駐車場のどこに停めてもいいみたい。
村ではクリスマスマルクトも開かれているみたいです!
車を置いて歩き出したザイフェンの町、いや「村」は・・・
可愛すぎた!
道路標識ですらこの可愛さ!
街灯だって、可愛すぎる!
村を歩けばオブジェにあたる。
ほんとおもちゃ箱に入ったようなそんな町。
可愛い、可愛い~と声が出ちゃいます。
木組みの家だって、よく見てください!
ねーー、可愛い!
ツーリストインフォのお兄ちゃん、一度見に来~い!と言いたくなるほど
可愛かったし、活気もあったし、混雑過ぎない人の数も最高!
町には一体何軒あるのだろう・・・、ひたすら続くおもちゃのお店。
もちろんおもちゃと言っても、子供が遊ぶおもちゃではなく、クリスマスの飾りがメインです。
胡桃割り人形とか煙だし人形とか
今回ぜひとも買って帰りたいクリスマスピラミッド。
あとは窓のところに置くアーチ型の置物がメイン(町のオブジェでたくさん出てるアーチ型の飾り)。
ツリーのオーナメントとかも可愛かったー。
派手なのではなく木で出来たシンプルな飾り。
でも相当な技術が必要だと思う、本当にすばらしい作りなので。
そんな作業の工程を見学できる施設もあります。
無料で見れるところや入場料を払うところなど様々ですが見る価値あり!
本当に手作業。ロボットとかありません。
胡桃割り人形が出来るまで(笑)
胴体の一部とか(笑)、顔もなんか笑えます。
まだ帽子が無い状態で勢ぞろい!
どのようなパーツで出来上がってるのか、とか
木の塊がどうやって可愛い人形になっていくのか、とか
この見学コースもまた、そこまでちゃんと博物館のようになっておらず
手書きだったりするのですがそれがまた暖かい雰囲気。
この作業を見ていると、一つ一つ本当に大切に作られたんだな~と思うし
それなりのお値段がするのもうなずけます。
各地のマルクトでも売っていますが、クリスマスピラミッドは結構いいお値段がします。
サイズも色々です、本当に大きなものから、手のひらサイズまで色々。
どれにするか悩みつつ色々見て回りました。
ザイフェンにはこんな可愛い教会があります。
この教会もまた、木のおもちゃのモチーフによく使われていますね。
その教会のふもとでクリスマスマルクトが開かれていました。
クリスマスツリーのふもとにある小屋にご注目くださいね。何かわかりますか?
上の写真の奥に見えるのが市庁舎。その市庁舎の前に、見えますでしょうか??
そうです、小さな白い小屋にいるのはサンタクロース!
このサンタさん、子供達と一緒に写真を撮ってくれるのですが、
ちょっと場所が悪いか、人通りが少なくて暇そうなんです・・・。
珍しいエッグリキュールのお酒もありました、可愛いいけどアルコールはきつかった。
奥に見えるサンタの暇そうな姿も可愛いでしょ?
サンタさん、やっぱり暇みたい。
どこから写真を撮ってもサンタさんが気になるのです(笑)
暇そうでかわいそうだったので、帰りに立ち寄って写真を撮ってもらいました(笑)
すんごい嬉しそうに迎えてくれましたよ!
プレゼントの包みを持たせてくれて、すごくいい写真が撮れました。
そして最後にピラミッドやその他色々と購入しまして、
1時間どころか何時間も過ごしたザイフェンにお別れ。
実はこのザイフェン、限りなくチェコとの国境に近く、
旦那が「国境まで行きたい」というので行ってみました。10分ぐらいでした。
国境を越えると一層雪が深い・・・。
道路標示がチェコ語だねー!とそれだけ見て納得して戻りましたけどね。
なんか嬉しくなる気持ち、国境を見たくなる気持ち、私も同じです(笑)
そして最後に帰り道のFreibergという町でマルクトに立ち寄りました。
ザイフェンやFreibergのあるErzgebirge(エルツ)地方はその昔鉱山があ労働者の町でした、
それが木のおもちゃの文化にもつながっていくのですが、
このあたりの町の紋章がハンマーが2つクロスされたもの。
これ「父」の漢字に見えるんですよね。
この小屋なんて夫の父のHütte(小屋)って書いているように見えてしまう(笑)
それにしてもザイフェンといいこのFreibergといい、
木のおもちゃの文化を本当に大切にしているんだな、と感じます。
町のショーウィンドーもこの通り。
アーチの飾りは必須なようです。
このアーチもいつか欲しいな~と思いますが屋根裏アパートのうちには
何かが飾れるような窓が無いので、今は買ったとしても飾れませんしね。
ということでピラミッドになったのですが、どんなピラミッドかはまた組み立てて
写真を撮ってご報告しますー。