日本でもドイツでもどこでも「お祭り」という名のものに参加したときに
いつもその場所からすぐ近くだったり通りの真上のアパートだったり
近所に住んでいる人たちの事を考えながら
「この人たちはすぐにお祭りにいけるからいいなー」とか
「毎日こんなに人が来たらうるさくて夜も眠れないだろうなー」とか
そんな事を考えてしまうのですが、心の底ではなんかうらやましい。
遠くから駆けつけているお祭りであればあるほど、いいなーと思ってしまいます。
私の住むエリアはそんなお祭りとは一切無縁なのですが
半月ほど前に、日ごろは鴨が泳いでるだけの小さな池のある近所というか
もう目と鼻の先の広場でお祭りが開催されました。
5日間のお祭りで、毎晩屋外映画が上映されました。
どうやら例年は別の場所でやっていたそうなのですが、今年から出来なくなって
今回初めての試みでこの場所で開催したんだそう。
あまりに無名な公園過ぎて、何度か「どこでやってるの?」と通りすがりの人に聞かれました。
映画上映がメインだったので入場料が必要でしたが、せっかく近所なんだから行ってみました。
家にあったワインを片手に。
ちょっとした軽食は販売されていたので夕食代わりに食べながら
映画が始まるのを待ちます、あっという間にその日のチケットは完売。
車で来る人が多くて家の周りは路上駐車の車で一杯。
そのナンバーから、皆さん色んな地域からわざわざやってきたんだなーと。
えっへん!私たちすぐそこに住んでまーす!って言いたいぐらい(笑)
暗くならないと映画が見えないので、映画が始まったのは22時前だったかと。
肌寒くなってきたので上着と暖かいコーヒーを取りにちょっと帰宅。ついでにトイレも!
いいなーこの至近距離!
参加したのは一晩だけですが、それ以外の日も人がたくさん来て夜遅くまで
映画の音が聞こえてきました。なんか私は毎晩お祭りがあるのが嬉しかったなー。
それにしても夏の夜に毛布に包まりながら映画を見るなんて、なんて贅沢な。
もちろん蚊だっていませんよ!