Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆ついに!AT限定解除です!

ついにーーー!AT解除終了ですー!試験に受かりました!!やったー。

この試験日、まるでブログのネタにして欲しかった?というような1日。

あっという間に終わりました。本当にあっという間。

試験日はいつもどおり教習所の先生といつもの場所で待ち合わせ。

先生とのドライブももう最後だと思うとちょっと、いや、かなり悲しいなあ・・・。

5分ほど走って車検などを行うTÜVの建物に到着しました。

ほー、ここに試験官いるんだー知らなかった!

先生が「ちょっと待っててね!手続きしてくるから!」と中に入っていって

私は車で待っていたのですが、その間にさっきまで晴れていた空が一気に暗くなり

雷雨・・・、ものすごい雨が降ってきました。

空は一部晴れてるのに、変なお天気。

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天気がいいと自転車の人がたくさんいるから出来ればお天気は悪いほうがよくって

でも朝から寒い日だったからきっと自転車の人もそこまでいないだろうな、って思ってたのに

自転車どころかそもそも誰も外に出ないのでは?というような集中豪雨。

10分ほど待っていたら、先生が試験官を連れて建物から出てきました。

試験官が来たら、私も外に出てちゃんとご挨拶したほうがいいんだろうか?とか

そんなレベルで心配してたんですけど、ものすごい雨だったので

外に出ることも無く(なぜかここで妙にホッとする・・・)試験官が後部座席に飛び込んできました。

ホントそんな感じ、ものすごい雨なのでぬれないように飛び込んできた。

泉谷しげるをちょっと怖くしたようなおじさん試験官。

まずは握手でご挨拶。身分証明書の確認を終えて、説明。

右へと言えば右に行く、左といえば左、何も言わないときはまっすぐ!

でもまっすぐ行けない道だったら右か左、どちらに行けばよいか聞くこと!これがルールです。

と、なんだかぶわーっと説明されて、ちょっと威圧感ある感じで怖かった。

それでは出発!唯一の救いはいつもの先生が助手席にいてくれること。安心です。

出発してからも、ものすごい雨でもう前が全然見えないぐらい。

ワイパーは最速でしたが、それも意味なしなぐらい。とりあえずノロノロ運転でスタート。

先生と試験官が天気について話し出した。

モーターバイクも教えている先生は、この変な天気のせいで

このところ何日も教習をキャンセルしているんだーという話。

試験官も、これまたよくしゃべるしゃべる、男達2人の会話を聞きながら私は走る。

何も言わないからまっすぐなんだろうなと思っていたのに

その男達のマシンガントークの流れで方向の指示が出るという難易度高っ!

「~だよね・・・、“次左ね”。それでさあ・・・」みたいな文中で指示。

え!?今の指示だったよね?と焦りつつ、時には「あっ、ごめん、ここ右ね」とか

かなりギリギリのタイミングで言い出したりして、ちょっとちょっとー!って思うけど

彼らの会話は終わらない。

っていうか、近くの高速乗ってね!って言ってくれれば話が早いのに~!

急な指示の元、たどり着いたのは高速の入り口。

私がいつも注意される合流車線でのスピード。最低でも時速80キロ出さねば!と思うも

ものすごい雨なので高速全体がノロノロ運転で、80キロなんて出せない。

しかも高速に入ってからも雨で前が見えなくて、超ノロノロ運転。

いつも「最低時速110キロ!」って言われてるのに、無理無理。

さすがにこの状況で追い越してスピード出せとはいわんだろー?と思いながらゆっくり走りました。

もう車線も見えない、ものすごい雨でした。

すぐに次の出口で出て、またすぐ同じ高速に入りなおし来た方向に戻るように言われました。

高速を降りたらちょっと雨がましになって、走りやすくなったころ、試験官が

「ドイツ語とフランス語だとドイツ語の響きが強いように

中国語と日本語の響きも中国語が強いって聞いたことがあるんだが本当か?」と

突然話が私に振られました(笑) 話し好きの試験官です。

そもそも、試験走行なのに話を切り出したのは先生だったから、もしや先生のもくろみ?

少しでも試験官の気をそらせようとしてくれたのか?

そしてそんな無駄話をしつつ指示されてたどり着いたのは出発した場所。あれ??

その時点で20分、いや15分ぐらいしか走ってないと思うんですけど

「じゃあ、そこでパーキングね、バックで駐車ね!」と言われ、パーキングし、

このパーキングの後また次は住宅地にでも出て行くんだろうかと思っていたら

「はい、合格!おめでとう」

と。終わりました。ものの15分ほどで試験終了。

え・・・??

縦列駐車もだけど、住宅地のあの右側優先のやつとか、

歩行者最優先の道路とか、突然指示される急ブレーキとか(←これ、一番心配だった)

そういうの一切無くって???

用紙にサインして、「はい、これを免許センターに持って行くようにね、

この紙は免許ではないから、正式に免許がもらえるまでは運転しちゃ駄目だぞ!」と

そのひと言だけ言って、「チューッス!」と去っていきました。

もうね、もう、一瞬の出来事でした。あっという間。

試験官が去った後、先生に「もう終わりですか?」と聞いたら

「ちゃんと運転できるってわかったんだよ、優秀!」と。

まあ、もともとAT解除って事だし、日ごろ運転していると知っていたとは思いますが、

あまりのあっけなさに、拍子抜け。

そして先生がひと言

「どうやらこの試験走行が今日の最後の試験だったみたい、

だから早く家に帰りたかったんじゃないかな?」って、、、そこですか(笑)

そしていつも先生と待ち合わせる場所までは先生が運転してくれて

私が助手席に座りました。先生の運転で車に乗るのは初めてです!

が、、、、、先生の運転、結構怖かった(笑)スピード出しすぎでは?ってなぐらい。

でもその帰り道、先生と色んなお話をしました。

いやーん、デートみたい(笑)

ドイツでは何歳から免許を取れるのか、そしてみんな若いうちに取るの?と聞いたら

先生いわく、この辺は田舎だからみんなすぐに取るよ、色々制限はあるけれど

教習所自体は16歳と半年から通えるからね、みんな大体その歳になったら来るね。って。

そして、聞きたかったことを聞いてみた。

「先生、私の旦那が、私が先生の生徒の最高齢では?って言うんですけど・・・」って聞いたら

「僕は君が何歳なのかわからないんだけど(←上手いのぉ。知ってるくせに!)

僕、67歳の人の教習したことがあるんだよ、だから最高齢じゃないぞ!」と。

っていうか67歳を比較対照に出されても・・・(笑)

そして無事、終了。

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先生が「おめでとう!」と言ってくれて握手で終わりました。

無事終わったー!という達成感と、先生とお別れする悲しさの入り混じった複雑なお別れ。

そして思いっきり晴天!!あの雨はなんだったのか・・・。あれも演出かだったのか?

今度から道で先生の車を見たら手を振るんだー!

(先生は毎度毎度手を振って道行く人に挨拶します)

早く免許センターに行きたいけど、開いてるのは平日だけだろうし

ここからちょっとまだ時間がかかりそうですけど、

免許書き換えの話とか、あと教習所の費用とかその辺またまとめたいと思います。

やったー!これで公式にマニュアル車に乗れるぞーー!!

非公式には試験待ちの間、普通に乗ってました(笑) それは内緒ですよ!

だって試験日がなかなかやってこなくて忘れてしまいそうだったもーん!

週末もラインガウまで運転したし、今朝も一人でスーパーに行きました!