フィンランドのロバニエミで泊まったB&B。
ここが本当に素敵だったんです!!
ホテルが見つからなくて、というか高すぎて
街から離れているけれど予算的には範囲内だったこのB&Bにしました。
B&B Myllymatka 10
Myllymatka 10, Rovaniemi 96190, Finland
最初、大人3人利用で問い合わせるとロッジだと2部屋あるので
大人3人が十分に泊まれるとのことでしたが、そこは予算オーバーでそれを伝えると、
エクストラベッドを入れたツインルームでよければとのことでした。
街から約3キロ。歩けなくは無いですが雪の中歩くのは結構大変。
夜行列車の到着が朝でしたが、そのまま来ても大丈夫とのことで
ロバニエミに着いてすぐに向かいました。
静かな森の中にある建物。周りは自然で一杯です。
Pirkkoおばさんと娘さん2人が暖かく迎えてくれました。
木の雰囲気がとても暖かいおうち。
Pirrkoおばさんは7人の子供がいるそうで、昔子供達が使っていたお部屋を
今はゲストルームとして使っています。なので私たちのお部屋もこの家の中の一部屋。
お部屋から見える景色は大自然。オーロラも見えるそうです。
残念ながら私たちの滞在中には見えなかったけど。
ツインのお部屋にエクストラベッドでしたが、
このソファーがそのエクストラベッドで、独立したお部屋になっていました。
3人でも十分な広さ。
コーヒーでもいかが?と誘ってくださった食卓は!かわいーーー!
ちょっとちょっとiittalaじゃないですか!ムーミンマグだ!!!
フィンランドの家庭ってやっぱり本当に普通にアラビアとか使うんだー、
っていうかもうかなり可愛くてツボでした。
何気なく飾られた壁のディスプレイにも!
似合うわー、このおうちの雰囲気にムーミンマグ。
暖炉も素敵、
幸せなお茶タイムに、滞在中の色んな旅のヒントを教えていただき、
まずはB&Bからロバニエミ市街まで歩いてみることにしました。
雪の道をひたすら歩くこと小一時間(多分さっさと歩けば30分ほどのはず)
とても澄んだ空の日でした。
1日目の夕食はB&Bでお願いしていました。(リクエストベースです)
夕食までお部屋でゆっくりしていたら、突然聞こえてきたピアノの演奏。
娘さん2人が演奏して歌っています。
フィンランドのクリスマスソングだそうです。
私たちに聞かせるというわけではなく趣味で演奏している感じ。
普通にこういう生活なんだろうなー。
ソファーにはムーミン。娘さんのおばあちゃんが昔手作りで作ってくれたそうです。
そして夕食はサーモンのスープ。これがおいしかった!
夜は暖炉も火が灯ってあったかい。
デザートはベリーのケーキ・アイス添え。
マグカップに入っているのはフィンランドのグリューワインGlöggi(アルコール無しバージョン)。
好みでアーモンドやレーズンを入れるそう。
やっぱり可愛いムーミン。
フィンランドの色んな話をしてくれました。
7人の子供達が家を出てお部屋が余って寂しかったこと。
そのお部屋を使うためにB&Bをはじめて10年になること。
5年前にPirkkoおばさんは旦那さんを亡くし
とても寂しいけれど、こうして色んなゲストが来てくれて充実していること。
そしていつの日か新しい彼氏を見つけるんだ!と言うおばさん。
もう12人のお孫さんがいるそうです。おばさんというよりおばあちゃん!?
もちろんご飯もみんなで一緒に食べます。なんか家族みたいでした。
朝ごはんもみんな一緒に。
ムーミンマグはまだまだあります。
もちろん全種類は持ってないわよーとのことでしたが、やっぱり揃ってると可愛い♪
2日目の夜はサウナにも入りました。フィンランドの家って本当にサウナがあるんですね。
日本のサウナとは違って温度設定が低め、それでも体はぽかぽかして
その夜はぐっすり眠れました。
近所を散歩するだけでも楽しかったです。
フィンランドの暮らしを体験することが出来て、
本当にこのB&Bに泊まれてよかったなーと心から思います。
あまりネットで情報もないし口コミとかも少ないけれど、お勧めです!
いつかまた泊まりに行きたいなー。