Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆ずっと夢見ていた「ぬいぐるみ」

いつか子供を迎える日が来たら・・・と夢見ていたことがあります。

すごく些細なことなのですが、ぬいぐるみを買うこと。子供が生まれたときからずっと一緒にいるぬいぐるみがあるのって素敵だなーと思っていました。

きっとプレゼントとかで色々もらうのかもしれませんが、その1番の存在のぬいぐるみは親である私たちが買ってあげたいなと。もちろん好き嫌いもあると思うので気に入ってもらえるかは別ですが・・・。

そんなぬいぐるみを旦那と選びに行きました。別に高いものでなくてもいいのですが、ドイツなだけにシュタイフがいいなーとは思っていました。

シュタイフって高いイメージがありますが、定番シリーズはそこまで高くないし普通のぬいぐるみと変わらないですね。今まで値段とか気にしたこともなかったので知りませんでしたが。

女性なら大人でもぬいぐるみの一つや二つ持っているものなのかもしれませんが、私は別に持っていなくて大人になってからは欲しいとも思わなくてぬいぐるみとはあまり縁のない生活です。

なんとなくですが、ぬいぐるみとかお人形って魂が宿るような気がして、気軽に処分も出来ないし。

唯一、うちにあるぬいぐるみと呼べる存在(かなり小さいけれど・・・)はこの子。☆整理整頓に協力者現れる!で書いたお猿さん。今も毎日、協力者として働いてくれてます。

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おもちゃ屋さんとかデパートのおもちゃコーナーをいくつか回って、この子だ!というくまさんを連れて帰ってきました。

色んなのが売ってるけど顔もそれぞれ違うし質感とかも違うし色々悩んだ結果、この子になりました。

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会社の先輩パパが言っていたのですが、万が一お気に入りのぬいぐるみをなくしたときに、子供が泣いて泣いて泣き止まなくてどうしようも無くなったときに、同じものがまた買えるほうが身のためだから一点物とか、適当に見つけたものとかよりはちゃんとしたもの(シリーズ化されていたり、メーカーのものだったり)の方がいい、もしくは買うときに念のため2体買っておく。と言っていました。

このクマさんはシュタイフの定番シリーズのようなので廃盤にならない限りはあるのも心強い。

実は旦那は違うクマさんを気に入っていて、もっと毛が長くてふさふさしているクマでした。そのほうが手触りがいいとのこと。でも毛がふさふさしすぎて目とかも隠れちゃってるし私は毛足の短いほうが好みでした。

あーだこーだお店で話していたら、旦那の卓球仲間ファミリーがたまたま通りかかり、お子さんが3人いるママが毛足の長いくまを見て「今はこんなにふさふさしてるけど何年かたったら毛並が悪くなるわよ」とのアドバイスがあり、毛足の短いほうのくまさんに決定。

そして持って帰ってくるなり旦那が「洗わないとね」と言い出して洗濯方法をネットで調べたところ、枕カバーに入れて洗濯機で洗えるとの情報を入手しました。枕カバーに入れるところまでやったのですが

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なんか洗濯機に入れるのがかわいそうで手洗いに変更。

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ひとっ風呂浴びた感じ。「なんかビール飲みたい!みたいな感じじゃない?」と旦那に言うも、風呂上り=ビールがおいしい、という方程式はドイツ人には無かったらしく「なんで?」と冷静な反応で・・・(笑)。日本しか通じないのかなあ、風呂上りのビールって。

とりあえずバスルームで乾かしました。

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バスルームに入るたびにこのクマさんがいるので可愛くて、どっちかというとぬいぐるみなんて・・・と言っていた旦那が「めっちゃ可愛いよね、この子。なんか洗濯したら一気に愛情がわいてきた!」と、クマさん可愛い、クマさん可愛いと見るたびに言っています。そういうキャラの旦那じゃなかったんだけど・・・。

無事、乾燥したのでベビーベッドに。頂き物のウサギちゃん(メッセージカード)と、オルゴールの子牛ちゃんと共にスタンバイ中。

赤ちゃん、待ってるよ~!

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なんだかようやくここまで来て、赤ちゃんを迎えるんだなあ・・・という気持ちが沸いて来ました。

ずっとずっと不安のほうが強くてあんまり穏やかな幸せな気分というのを味わわぬままここまで来たような気がします。

それでもまだなかなか信じられませんが、色んなご夫婦のところに授かる新しい命を知るたびに、その家庭ではなく私たちのところに来るこのお腹の中の赤ちゃんとの縁が不思議でなりません。赤ちゃんが私たちを選んでやってきたのかな・・・。

あの日あの場所にいなければ、旦那とは知り合ってなかった。という運命的なものよりも、なんとなくもっともっと強いものがある気がします。

どんな子が生まれて来るのか、今はそれが楽しみです。難産でもいいし、どれだけ時間がかかってもいいし、私がどれだけ痛くて辛い思いをしてもいいから、とにかく元気に生まれてきて欲しいです。待ってるよ!