Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆焦らない、焦らない

私の性格上、いろんなことをサクサクやってしまいたいので新居のことだって色々すぐに進めたい。一方、旦那はのんびりさんなのでなかなか進まない。

一応、マイホームですからこれからゆっくりやっていけばいいとは思うものの、最低限は完成させておきたいところ、例えばキッチンとか・・・。まだ扉のついていない棚もあるし、換気扇もついていないし、そういう最低限のことは終わらせておきたい。つけていない換気扇を床置きしているエリアは娘が動きまらないように気を付けないといけないし、扉のついていない棚もしかり。

でも、急がなかったから逆に良かったこともあるんですよね。いろいろゆっくり考えると見えてくることもたくさんありました。

キッチンの棚も最小限に作っています。壁は片側は何もありません。換気扇を付けてからその両隣に棚を付けるのかそのままにするのかそういうところも考えたい。そして今実際に収納が足りていないのかどうなのか。何が収納しきれず、何をどこに置いたらいいのか、そんなことを日々考えています。収納はたくさんあればそりゃいいんだけれど、使いにくかったら意味がないので、使いやすく動きに無駄のない収納場所を意識。

あと、妙に考えるようになったのが「掃除」。汚れるキッチンはサクッと拭き掃除ができるように、なるべく外にものを出したくない。でもだからと言って何も出していないのは無機質で味気ない空間になってしまう・・・。インテリアって難しいなあとつくづく思います。


明らかに収納は足りないのでやはり壁に一つ棚がいるかな、と思っていますが棚があればそれだけ圧迫感がありますから、実際どれぐらいの大きさなのかなーとかシミュレーションしたりもしています。(棚の枠をマスキングしてみた)

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この写真(変な画像になってますよね・・・)の真ん中に電球があるのは見えますか?

ドイツの家は通常、電気の配線はケーブルが2本ないしは3本ぴょろ~ん、と壁や天井から出ています。そこに自分たちで電気をつけます。

この壁にもぴょろーーんとケーブルが出ていたのですが、ここには以前は作り付けの壁があったためこの配線は使われておらず埃だらけで、配線自体生きているのか?と心配になるような汚いケーブルが出ていました。

それをきれいにして、少し切って導線の部分を作って(外側のカバーだけ切り取る)、導線と電球側の導線をつなぐ部品を付けて(名前わからない・・・)、配線を完成させて

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つけてみたら、ついた!!!時の感動よ・・・。(私一人でやりました)

このケーブルが使えるのであれば、もう一個のケーブルはこっちの電気をつけて・・・とかそういう新しい発想も出来たし、この配線を隠すように棚を設置すればいいかも!とか、そういうのとか急いでいるときはあまり考える余裕もなくて、たかが照明ではあるけれどこうしてゆっくり使いながら考えていくのも悪くはないと思います。

あと、玄関入ってすぐの所には靴やコートを置く場所があってそこに、玄関用のクローゼットを置く予定をしていました。が、これも今一度何があれば便利なのか、どういう収納がいいのか、考えてからにしようと思って急いで買わずにシミュレーション。

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左側に積みあがっているのはMUJIの衣装ケース。ここにあれば便利そうなものを入れてとりあえず実験中。ここになくてもいいよね?ってものが出てきたらほかに移動させたり・・・。

靴は何足出ているのが理想的なのか、日常使いのコートを掛けるにはどれぐらいの幅がいるのか、などなど・・・検証はまだまだ続きます。そして納得した上で、家具を購入するなり棚を付けるなり、決めたいと思います。

本当は引っ越し前にクローゼットを買う予定でしたが、買わなくて正解!実際生活してわかることがたくさんありました。

そしてここも衣装ケースが積まれています。しかも大きさ違いで重ならない(笑)

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ここはバスルームです。ここにも何が必要なのか、とりあえず検証中です。スペースはあるのでバスルームにパジャマや下着、タオルなど前の生活では置くことのできなかったいろんなものを置いています。下着やパジャマはここにあるととっても便利なことが分かりました。

その横はこんな感じ。(服がちょろっと出てますけど・・・)

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娘のお風呂用のピンクのタブトラッグスの下には昔から持っているIKEAの収納。これ、捨てようと思っていたのですが娘のお風呂の台にちょうどよかったから使っていたのですが、今はもうお役目終了。でもこの引き出しに「脱いだパジャマやまた着る服」を入れています。今までは旦那が机の上に山のように服を積んでいてそれが嫌だったので、どうにかそれを避けるために工夫中。とりあえずここに入れてもらってます。が、ここにもどんどんたまっていくんですよね・・・。洗うのか、クローゼットに戻すのかどっちかにして!という感じなのですが、脱いだらここに入れる、という流れになってしまっていて、いつも溢れています。どうしたらいいかなあ・・・。ここに必要な収納が見えてきたら、棚を付けるなりする予定です。

焦らない、焦らない。

が今のモットー。

正直なところ、こんな状況は落ち着かないし片付いていないし、お客さんに見せるのも恥ずかしいけれど、でも見かけを気にして急いでも仕方ないし、納得するまで検証しよう、と思うのがやはり賃貸と持ち家の違いなのでしょうか。無駄なお金も使いたくないし、日本みたいに痒い所に手が届く収納とかもあまりないので「こういうのがほしい」と思ってから見つけるまでもまた一苦労なので、理想的なサイズをメモして常に持ち歩いて、いつどこで「これ!」といったものに出会うかわからないので日々いろいろ気にして見ています。トイレにつける鏡も現在探し中で、大きさをメモして持ち歩いています。いつか見つかるかな。

そして本当に今回「さすがだわ」と思ったのは無印の衣装ケース。これは本当に素晴らしい。家中のものをかき集めたら意外と結構持ってるな、と改めて気づきました。今まで使っていたベビーコーナーの4個、クローゼットの大小9個は今は必要ないのでそれを使っていろんな場所で検証しています。もちろん検証後もしっかり使います!無駄に家具を買わず、この衣装ケースで乗り切った前の家のベビーコーナーや、新居では使えなくなったクローゼットも購入当時、オプションで専用の木製の引き出しがつけれたけれど何も買わずに無印の衣装ケースを入れていたので(偶然にもサイズもぴったり!)、どれもこれも今となっては大正解です。

こんな感じで以前のクローゼットで使っていました。

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中途半端にいろんなものを買わず、無印で統一しておいてよかった。ドイツの無印で買う衣装ケース、当時は今よりもっと高かったけれど、それでも本当に買ってよかったです。これからも検証生活は続きます。

一体いつになったら終わるやら(笑)