Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆心のこもったカッコイイ励まし方

少し前にセールで買った薄手のコート。

MANGOで69ユーロが39ユーロになってたんです。タグを取り外した時に、69ユーロという値札自体も赤札だったから元々はもっと高かったのかも!と思ってシールをはがしたら・・・

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元値は59ユーロでした。値下げ幅を大きく見せるために工作されてました。っていうかこういうの違法じゃないんですかねー!!嘘つきだーーーー!

さて、話は変わりますがパパが亡くなってから、まだお葬式はしていませんがママがお友達などに報告をしたこともあり、お友達がちょくちょく遊びに来てくれています。まだ亡くなって1週間もたたないうちにも続々と。でもお線香をあげるということもないので、ただママを励ましに来てくれている感じです。その場に立ち会ったことはないからどんな話をしているのか、そこまではわからないけれど、日本だったら「まだそっとしておいたほうがいいかも」なんて気を使いそうな時期ですよね。いやいやそもそもお葬式とかで一番大変な時期ですしね。

ママとパパの古くからのお友達の一人(男性)がパパが亡くなって2日後に車に山ほどのお花や土を載せてきて、実家の玄関前の花壇をお花でいっぱいにしてくれました。ママはパパが寝たきりになったここ1年ほどちゃんとお手入れ出来てなくて、最近は勝手に咲くお花が咲いていたぐらいだったのですが、そこを黙々と2時間ほど作業をしてお花をたくさん植えて、それはそれはものすごくきれいにしてくれたお友達。その方なりのママへの励ましだったのかな、と。ママはとっても喜んでいて何度も何度もその話をします。とっても心のこもった、なんともカッコイイ励まし方だなと私も思います。

「本当に素敵にしてくれたからお礼をしたかったのに1ペニヒも受け取らないのよ!」とママ。「一銭も受け取らない」ということです。ペニヒってマルク時代の通貨単位ですよね。今のユーロだと「セント」です。ママも言い方が古いなあーと思っていたのですが、一銭も受け取らないって日本語もよく考えたら同じですね。