週末、誕生日会に誘われて行ってきました。
よくこのブログに登場するドイツ＆ブラジル家族。旦那さん44歳、娘ちゃん4歳の合同誕生日会＠自宅。
予想はしてましたが、軽く40人ぐらいいたのではないでしょうか・・・。半分は子供。一番小さい子で生後8週。ブラジル人奥さんの兄のところの3人目。このお兄さん夫妻に初めて会った時、奥さんは1人目でお腹が大きかったのですが、当時私は不妊治療をしていたころ。私がようやく1人授かったこの数年間で彼らは3人生まれてます。
この生後八週の赤ちゃんを入れて奥さんの方のいとこ達だけでも総勢18人。その18人のおばあちゃんにあたるブラジル人奥さんのお母さん、「孫は18人、2013年からは毎年孫が2人ずつ増えてるのよー」ですって。
友だち夫婦も2人目が1歳となり、おそらくそろそろ3人目だろうなーと思います。きょうだいがみんな子供が3人いるから、3人は欲しいんだそうで。ほんとすごいねえ。
ものすごい人数だった誕生日会は、もうしっちゃかめっちゃか。人も多いし子供も多いしみんなが好き勝手にするからものすごいことになってます。寝室であろうが何であろうがすべての部屋に人がいるし、散らかり放題。私だったら無理だけど、彼女は本当に大らかというか豪快というか、なんでもありなので何とも思ってないみたい。
「片付ければいいだけだから」とお菓子がこぼれようが気にしない。こっちも気が楽だけど。
足元におもちゃとか散乱しまくりで土足もいれば脱いでる人もいて、子供が玄関から出て行って勝手に遊んでもそのまま。大きな子たちが気を付ければいいって感じで、閑静な住宅街で車もあまり通らないから危険ではないけれど、いやいやそれでも・・・。「寒いからコート着なさいねー」ってお母さんたちが叫ぶ程度。それも言うだけで本当に着ているかどうかはチェックせず。
娘ちゃんがプレゼントに絵具セットみたいなのをもらって（手形を取ったりするのかなあ、液体塗料みたいなの）、それを粘土と思って子供たちが開けてしまい、ペンキをテーブルクロスに豪快にこぼしても「大丈夫よ、取れるわよ！」ですって。
クリスマスにもらったという玩具。色合いとかとっても可愛くて私も好きな感じ。有名なHABA社のもの。
Little Friends - Spielhaus Bauernhof Sonderedition HABA 303225 » JAKO-O
これに動物とか人形とかが別売りで、全部揃えたら100ユーロぐらいするという玩具。HABAの物だけあって木の感じも可愛い。
ですが、もうこれがもう荒れ果てていて、柵とかも取れちゃってバカになってしまってる感じで、部品も外れていたり折れていたり。それをブラジル人の奥さんが「これ、簡単に外れちゃうの、もうボンドでくっつけちゃうわ！」といろんなところをボンドでくっつけて固定して、「クリスマスにもらったからまだ1か月程度、それでこんなに壊れるって、一体どういう玩具なのよー、子供が遊んでも壊れない頑丈さが無きゃ駄目よね！まっ、別に（おばあちゃんに）買ってもらったものだからいいんだけど、これももうすぐ処分することになりそうだわー」と。
ええーー！おもちゃが壊れたというよりは、扱い方が雑すぎるー！パーティーの日も床に転げまくってたからみんな踏んじゃったりするし、その扱いで壊れない玩具ってそうそうないよーーーー！だってパーティーの間も家の中を三輪車が行き交うわ、ごっついベビーカーがリビングに入れられているわ、ハイハイ赤ちゃんはいるわ、もう本当に賑やかというかなーんでもあり。
もう私も彼女たちの家のこの雰囲気は慣れてきた（笑）。そこに来ていたのは9割が親戚で私たちのことを家族同様に仲間に入れてくれていることもありがたい。この夫婦の家族は双方のご両親含め、兄弟姉妹親戚全て顔見知り。かれこれこの大家族との付き合いも6年目。ようやく誰と誰が夫婦で、どの子がどの夫婦の子か、ということが掴めてきたという感じです（それでもまだ誰かわからない人もいるけど）。会うたびに新しい赤ちゃんがいるからホント追いつかない。名前はこれからだな・・・。
これだけ大勢のパーティー、基本的にはこういうのは苦手なのですが、なぜなのかこのファミリーの集まりだけは全然平気。一言も会話しない人もいるんだけれど、なんかこのごっちゃごちゃした雰囲気が気が紛れるというかなんというか。ドイツ語とポルトガル語が入り交じり、家も人も言葉もごっちゃごちゃ。
今回もまーったく役に立たない旦那さん。
奥さんが下の子に授乳したりしてその場にいないとなーんにも役に立たず、何を聞いてもわからないのですが、周りの人たちが旦那以上に何でも家のことは知ってるのが笑える。私も彼女たちの家のキッチンにはどこに何が入ってるかほぼわかってます（笑）。
