先月、デュッセルドルフに出張がありました。ちょうどその時「メディカ」という巨大なメッセが開催されていて、1泊ではあったのですがホテルがどこも満室、もしくは超高い。1泊5万ぐらいからなのです。ドイツのホテルの宿泊価格はこの見本市、いわゆる「メッセ」の影響をすごく受けるので、おかしいほど高額な時は大体メッセですね。
ということで、デュッセルドルフでは会社の規定内の価格で見つからず、少し遠い町になりました。デュッセルドルフから車で30分ほどのドルマーゲンと言う街。一緒に出張する上司が見つけて予約をしてくれていました。
それでもデュッセルドルフのホテル価格の高騰のあおりを受け、ここのホテルだってこのランクではありえないぐらい高かったですけどね。
先に私が一人で行ってチェックイン。というのもチェックインの受付が19時までだったので(笑)。そういう時間設定のあるホテル、たまにありますけどね。田舎の小さなホテルとか。
着いたホテルがここ。ホテル!?ペンション!?薄暗くてなんかちょっと入りにくい・・・。
扉も開いてなくて呼び鈴でお兄さんが出てきてくれて、フロントもなくて廊下で手続き。扉を開けながら私の名前を言ってきたのがびっくりした。どの予約が誰だかわかるのね・・・。アットホームと言えばアットホームだけど・・・。
お部屋は古い感じ。でも清潔でした。
このベッドがスポンジのように柔らかくて、人生で一番というぐらいの経験でした。ふわふわというか、もう何というか身体がベッドに包まれるというか・・・私は嫌いではないですが、一緒に行った上司は全然寝れなくてこのベッドはもう無理!と。
ベッドは無理!という上司でしたが、「こんなホテルでもまた泊まってもいいな、ベッドが違うなら」と言わせるほど何もないけれど不満もないという感じで、私もこういうホテル、嫌いでは無いので気持ちよく泊まりました。
バスルームのタイル、目が疲れるけど・・・
私的に、このホテルのいいなーと思うところは、無駄なものが一切ないところ!
通常、ホテルだとデスクの上に色々インフォメーションが置かれていますが、邪魔!すぐに片付けたくなります。ここはなーんもない。椅子のシミが気になるけど・・・。木漏れ日の写真?だって本当は要らないけどね。
お兄さんがWifiのパスワードは部屋に置いてるから!って言ってたけど・・・どこ??
よくあるホテルの冊子みたいなのもなくて・・・、あれ?と思っていたらなんと通路に貼紙!
いいわーこれ、めっちゃ好き!必要最低限の情報が書かれた貼紙。
扉は薄い木の扉で他のお客さんの気配感じまくりでしたが、まあ寝るだけだと思えば文句なし。私はまたここのホテルに泊まるかと言われたら「泊まります!」。今回の値段だとちょっとさすがに泊まらないけど通常価格であれば!の話ですけど(通常価格1泊49ユーロ)。
ホテルのお兄ちゃんがめっちゃいい人で、Booking.comの口コミとか見てもスタッフがすごい良いってコメントがとっても多い。なんだかわかる気がする。
ということで、案外おススメです(笑)。ベッドが柔らかいのさえOKであれば!