今日は義父（パパ）の命日です。丸3年がたちました。
まだ1歳半の娘を連れて、パパの介護をしたことも、ホスピスまで同行したことも当時は大変でしたが今となってはいい思い出です。
今読み返しても頑張ったなー、と思います。
その後の実家の片付けも大変でしたが、当時のブログにも書いてあるけれど、とにかく大切なものや書類がどこにあるのかわからなくて探しまくりました。
ファイルだけでも何冊あっただろう、、、大切な資料にまぎれて、雑誌の切り抜きがスクラップされたものとか多数のファイルがリビングや旧子供部屋、ジオラマの部屋など、ありとあらゆる部屋に分散されていました。まーじーでー、大変でした。
あれ以来、我が家のファイル類は全て見直して、ドイツによくある分厚いファイルに少量しか入っていないものが多かったので、ファイルを薄いものにしたりと整理しました。
ただ、実家から来たファイルは手をつけられてなくて、家の権利書類の重要なファイルが3～4冊、ママが倒れ、パパの自宅介護が始まった頃からママが処理しきれてなかった請求書とか書類とかが山ほどあったのでとにかく順不同でファイルをしまくったというファイルが数冊、あとは銀行の出入金の書類とか、そういった重要そうなものだけでも10冊近くのファイルがありました。
時間のあるときに少しずつ整理していましたが、さすがに3年たってもういらないかなと思えるものがたくさんあるので一気に処分。パパとママの銀行口座もクローズしたし、当時は未払いの請求書もたくさんあって、その事後請求も多かったので何を支払って何を支払っていないのかわからず・・・
パパとママは銀行口座はあれど、その銀行はいまやもう一般顧客を相手にしていない銀行の為（何度も都市銀行に変えるように言ったけれど、40年以上の顧客だから！と言い続け、結局変えることは無かった・・・）、窓口が無いので常に振込用紙を郵便で送るという手間。
そもそもインターネットを使わないし、ネットバンクも無いから支払いは常に「郵送振込み」対応で、最後のほうは介護やママ自身の闘病で何もできていない状況でした。そういった請求書ももうさすがに来ないし、処分。パパとママの銀行の出入金明細ももう不要なので処分してすっきり。
そして今まで私は手をつけていなかった実家の「家｣にまつわる書類。購入したときの重要そうな書類とかたくさんありました。なんか大切そうだし、古すぎて破れてたりするし、そもそも埃っぽくてそのファイルを持つことも嫌でしたが、旦那が家を賃貸に出したことでいろんな書類が出てきて、それをそこにファイルしたりしてぐちゃぐちゃになってきているのも見えていたので、時間のある今、思い切って開いてみました。
そしたら出てくる出てくる「コピー」。
正式な書類を作る前に、コピーして確認して・・・という流れだと思うのですがそのときコピーした書類まで全部保管していました。コピーを取り出しただけでもファイル1冊分ほどすぐに減りました。
家を売るとか名義を書き換えるとかそういう局面が来ない限りは開かないであろう書類は一つのファイルに、これも分厚いファイルじゃなくて細いファイルに入ったのでファイルを変え、それ以外の税金の支払いとか、オイルタンク、煙突掃除とか定期的に行われて請求書等をファイルするアクティブに使うファイルを1冊作り、全てカテゴリーで分けました。
家にあるファイルはこれが全部です。ここに大切な書類も含めてすべて置いてあります。白い棚の上の段がファイル。ここに実家の書類も含めてすべて入りました。電化製品の保証書とかそういうのも全部。（この白い棚は、片づけ中の今だけ一時置き的に使ってます）
何かあったらここのファイルさえ見れば全てあります。
前にも書きましたが、私・旦那・娘とそれぞれの加入している保険や、年金番号などを一覧＆1冊のファイルにしています。義理両親の数あるファイルの中で探したのも保険や年金関連だったので。
地下のケラーに、旦那が過去に勤めていた会社の給与明細、10年以上前の確定申告の書類、旦那の会社の研修書類（見返したことなんて無いぞ！）など、もういらないだろ・・・と思うものがあります。これは処分してしまっても何も困らないので私としては今すぐにでも処分していい気もしますけど・・・
ドイツってなんかやたらと書類な社会な気がします。どこのお宅もこういったファイルの棚ってあるし、たくさんファイルがあります。今でこそ銀行の通帳がオンラインになって紙ではなくなったけれど。でも逆に言うと全てA4サイズの書類なのでまとめやすいです。変な形だったり独特な大きさのものとかも無いので。
とりあえず今できる最大の処分はできたのですっきり！
