3月半ばにリモートワークが始まって何よりも先に家の仕事スペースを作りました。いまやもう無くてはならない場所!
壁紙を貼ったり少しずつ形になり、快適に仕事をしているのですが、ひとつ難点が・・・。
椅子の座り心地が悪い。
もともとは義理実家のジオラマ部屋にあった椅子、恐らく相当古いものだと思います。
中のバネ?コイル?がびょーんびょーんって音がして正常に機能していない感じもするし、お尻の辺りに当たる金具も痛い。座面をぶち破って出てきそう。カバーは自分で取り替えたのですが、この手の布はなかなか売ってないし(これはカーテン生地として売られていたもの)、布を破られては困る!と思って一か八かで自分で修理してみることにしました。
色んなWEBサイトを読み漁り、コイルに関しては自分で修理は難しいと判断。概算ですがこの手のアンティークの椅子をコイル修理に出すと、500~800ユーロぐらいするのでは?という情報が多く、そこまでするなら新しい椅子にするわ!という状況。
とりあえず自分でやってみて、駄目なら修理見積もりを実際に出してみるか新しいものにするか、そのときは考えよう!ということで解体開始!
もうね、中のスポンジが粉々になってました・・・。これは布を張り替えるときにちょっと見てはいたので覚悟の上。
そろそろ顔を出しそうな穴も発見。
そして出てきたコイル!やはり何箇所か折れています。
コイルを何とか板から取り外せたので、板は使える。
ホームセンターへ椅子の座面などに使われるSitzpolster、Schaumstoffと呼ばれるものを探しに行きました。
が、結構高い。というかうちの椅子が大きいので食卓用椅子のものは小さすぎるし、そうなるとベッドのマットレスぐらい大きなものを買わないといけません。
色々考えた末、枠はもともと使われていたものにすることに。成型も難しそうだったしそのほうが簡単だな、と言うのもあり。
コイルが入っていた部分に、買って来たスポンジを詰めました。隙間は小さくちぎって入れました。邪道かもしれないし、椅子職人さんが見たら「Oh NOOOOO!」って感じかもしれませんが、家で使うものだし。それにリモートワークがいつまで続くのかもわからないし、せいぜい1日数時間座れる快適性があればいい。
ということで完成!と行きたいところですが、最後に布をつけるときに使うホッチキスが10発1中ぐらいで、、全く進まない。
ホッチキスを留めては取って・・・の繰り返し。旦那が「安いホッチキスなんだろうね」と。義理実家にあったものです。
椅子の修理のYou Tubeを何度も一緒に見ていた娘は「(動画の)お兄ちゃん、すごい早くやってたよね」って・・・。確かに気持ちいいぐらいホッチキスをサクサク留めていく動画が多かった・・・。
前にも娘のベビーサークルで使った時に全く使えなくてイライラしたホッチキス、数年に1度という利用なので買い替える必要はないと思っていたけれど、いつか使う未来のために買い換えようかと思うぐらいイライラしました。
とりあえずホッチキスは綺麗に留まっていませんが完成
思った以上に座り心地がいい!これはびっくり。
もう変なびょーんって音もしないし、お尻にコイルも当たらないし。今まで娘が膝に座ってきたらお尻が痛すぎたのですが、もう大丈夫!ついでにぐらぐらしていた取っ手も修理して完璧!これでまた当面は快適に座れます!
それにしてもホント、この仕事エリアは作ってよかった!でも色々使いにくい部分も勃発しているのでその辺を見直さないとな・・・と考え中。