お料理、めっちゃ得意ではないけど作りますし、
ドイツに来てから色々と本を見たりネットを見たりして作ってます。
日本だったら簡単に買えるものも、ドイツでは買えなかったり、
「ならば作っちゃえ!」という感じでお料理も冒険が増えました。
彼のママの家のキッチンと私の家のキッチンの大きな違いといえば、
彼の実家はフライパンがないんです!全てお鍋。
炒めるとかしないみたいです。煮るかオーブンか、みたいな。
本当にひとつもフライパンがありません。
逆に我が家はフライパンが3個。お鍋はいくつかありますが、
圧倒的にフライパンの登場数が多い!
彼に言わせるとフライパンは油を使うから不健康だ!そうです。よく言うよ・・・。
オーブンでラザニア、ピザ、鴨の丸焼き・・・、
フライパンでさっと炒める野菜のほうが100倍健康やわ!!!
そして大きな違いは包丁。
私は日本で買った良く切れる包丁を毎日使っています。
が、彼のママはこんな感じの↓↓小さなナイフを使っています。
よく考えたら、ドイツのお料理に、千切りとかみじん切り、とかあんまり無い。
どん!って感じで切られてるので包丁じゃなくてもいいのかも。
そしてそのナイフ、これまた全く切れ味が悪く、
刃の長さは親指ほどのもので、
りんごの皮をむくように、親指で刃をとめながら切ります。
刃が自分のほうに向いて動いてる感じ。
だからきれいになんて切れません。ザク切りです。
そしてそのナイフを日本の包丁のように使うと、
全くもってまっすぐ垂直に切れません・・・。斜めに切れます。
そもそも上から引いて切るような日本の包丁のようになっていないので
まな板に対して垂直に刃を降ろすことが出来ません。
彼の家でキッチンでお手伝いすると、よく「切る係」が回ってくるのですが
時間はかかるし、綺麗に切れないし、
「日ごろお料理をしないお嫁さん」なんて思われてるかも(笑)
ご飯をしょっちゅう作ってることは知ってるので、
そうは思ってないと思いますが、人の家のキッチン道具って使いにくいし、
それが海外となるとホント、使い方自体がわからなかったりします。
そういえば日本の缶切りをはじめて見たって言われて、
彼は未だ使いこなせません。
そして、お箸がなくてよく料理できるなあ~と思います。
菜箸なくて、フォークとかで混ぜたりしてるのを見るとすごく違和感。
卵を溶くなんてお箸以外でどうすればうまく溶けるのか・・・・。
アルミの容器にフォークやスプーンがこすれる音がすごく苦手なのですが、
彼の家で卵を溶く場合はそうなります。
でもよく考えたら、「卵を溶く」ということ自体お菓子作り以外には見たことありません。
お菓子作りはミキサーなので、結局「溶く」ことがあまりありません。
お箸ってホント万能です。
食事は日本人だから、当たり前ですが日本食に勝るものは無いと思いますが
キッチングッズも日本のものが一番です!