Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆国際結婚の先輩

昨日会社でミーティングがあり、その場で久々にあった上司から

「結婚するんだってね~、おめでとう」という言葉を頂きました。

日本人女性なのですが、国際結婚されていて

お子さんもすでに高校生になる、国際結婚大先輩の上司。

先日、日本で両親にも承諾をもらってきたという話と、

やっぱり日本の両親のことも心配だし、本当にこれでよかったのかなって

思うこともあるんですよね・・・という話をしたところ、

「私なんて最後まで父に許してもらえなかったわよ」と、

大反対されて、ヨーロッパで挙げた結婚式に来てもらえなかったこと

どうしても花嫁姿を見て欲しくて、日本でも結婚式を予定したら、

「自分に見せるための結婚式なら必要ない!何があっても行かない!」と

お父様に言われ、結局日本での結婚式をあきらめたこと、

そして、結局最後まで許してもらえなかったとのことでした。

(もうお父様はお亡くなりになってるそうです)

「今、自分が子供を持ってわかるけれど、誰と結婚するか、

どこの国の人と結婚するか、どこに住むか・・・

そんなことよりも、子供が幸せにいてくれることが親として一番幸せだと感じる。

だからこそ父が最後まで許してくれなかったことは

今でも心残りだし、悲しいなと今も思うけどね。

だからあなたが幸せになることが何よりもの親孝行なんだから、

幸せになりなさいよ!そして頻繁に日本に帰って連絡を取ること、

彼を信じて思いっきり幸せになりなさいね!」

と、国際結婚の大先輩から心強い言葉を頂きました。

何かあれば周りに先輩がたくさんいるんだから、いつでも相談しなさい!と。

母はよく、1年に数回会えるけどドイツに住んでいる娘より

数年に1回しか会えなくても隣町や日本にいてくれる娘のほうが

安心だと言います。「距離」が安心感を生むとのこと。

そりゃ確かに距離にはかなわないかもしれません。

でも、どうしたって距離は越えられないので、

幸せな家庭を築いて両親を安心させてあげることが一番。

たまたま昨日、同じく久しぶりに会った同僚は、

イタリア人のだんな様と今年結婚10周年。

記念にクルーズに行くのよ~!なんていう仲の良い夫妻ですが、

彼女もまた、結婚前にだんなさんと日本に行ったけれど、

日本の両親が一切会ってくれずそのまま引き返した、と

そんな話をしていたことを思い出します。

私の両親は反対ひとつせず「寂しいな~」と言いながらも

彼のこと暖かく迎えてくれました。

理解ある両親に本当に本当に感謝です。

そして先日彼のパパとママから言っていたのですが、

もともと貿易の仕事をパパがしていたこともあって、

彼が小さい頃から家に外国人がよく来ていたそうで、

そんな中で育ったし、自分たちも外国人とかかわりが多かったので

他の家庭以上に外国人と接点のあった家族だと思うとのこと。

なので私と結婚することに何の驚きも、反対も無いと言っていました。

ついに待望の娘が出来た!と喜んでくれていました。

日本人同士の結婚でも、親の反対はあるようですが、

国際結婚となると反対にあった人がやはりとても多いと思います。

そんな中、お互いの両親から賛成してもらっていること、

それが何よりも幸せだなと思います。

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