Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆アイマーおばあさんのSOS

今住んでいるアパートには、8世帯が住んでおり

ほぼみんな家族連れか夫婦か、なのですが

唯一、1階下におばあちゃんが1人で住んでいます。

アイマーさんといって、80歳ぐらいのおばあちゃん。

この家に引っ越してきたとき、ドイツはあまり近所へ挨拶回りはしないようですが

私は外国人だし、きっとご近所さんも突然外国人が住み始めてびっくりするだろうし

わかってくれていたほうが私も気が楽なので1件ずつ挨拶に行きました。

どこの家庭も握手して自己紹介して終わりですが、

アイマーおばあちゃんは、家に招待してくれて

ゼクトをあけて乾杯してくれました。

まあ、要は話し相手がほしかっただけのようですが

亡くなったおじいさんの話(相当男前だったそうな)、

飼っていた犬の話、看護婦さんだった若い頃の話、そしてご近所さんの噂話(笑)

この建物が出来たときからの住人であるアイマーおばあちゃんは

隣近所のこともよく知っています。

決して悪い話ではなく、要はみんな親切だということ。

日ごろそこまで付き合いはありませんが、

最近犬を飼い始めたアイマーおばあちゃんは1日に5回ぐらい散歩に出るので、

会社帰りなどに階段で会うことが多く、

そのたびにちょっとお話をしますが、なんせおばあちゃんのドイツ語がわからず、

半分ぐらいは笑ってすごしてます・・・。

1年ぐらい前だったか、1階に住むカップルが結婚したとのことで、

私に「あなたはまだ結婚しないの?私が彼に言ってあげようか?」と

話してくれたこともありました(笑)

地震のときは家族は大丈夫だったかと心配してくれたり、

宅配便を預かってくれたり、時々交流があります。

隣の家に住むお父さんがよくおばあちゃんの家で

ちょっとした家の修理などを手伝ってるのを見たことがあるので、

他の家の人もおばあちゃんを気にかけてる感じです。

そんなつい先日。

近所の道で会ったアイマーおばあちゃんが、「ラジオが聞けなくなって困ってる」と

彼に助けを求めてきました。いつもお願いしてるお父さんがいないの・・・と。

その足でおばあちゃんの家に行った彼、

どうやら掃除のときにコンセントが抜けてしまって、

チャンネル登録していたラジオ局が全部消えてしまったとのこと。

そしてその抜けたコンセントも、棚の後ろにあるので

おばあちゃん1人では直せなかったようです。

30分ほどで帰ってきたのですが、御礼にとタパスのセットをもらってきました。

そしてその翌日、ワインが家の前に置いてありました。

基本、近所づきあいはありませんが、

このアイマーおばあちゃんと、おばあちゃんを良く手伝ってるお父さん家族に

小さい子供が2人いて、その子達は会うと話しかけてくるので

これまたよくわからない子供のドイツ語に困ってしまいます・・・。

幸いなことに、良い住民の方々に囲まれてます。

前に1人暮らしをしてたときは隣の人と騒音問題で大変なことになったので・・・。

この騒音問題はまた気が向いたら書きますね~。

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