Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

【結婚式2】Standesamtのセレモニー

それでは順番に思い出したことから報告を。

まずは8月12日のStandesamt、市庁舎の戸籍役場での婚姻セレモニーから。

セレモニーは11時からで、親族友人が合計19名参加してくれました。

あと、赤ちゃんとワンちゃんも!

市庁舎にはその、婚姻セレモニーを執り行う専用の部屋があり

私達の町の市庁舎はそのお部屋をこの春に新しくしたばかりで、

とってもきれいなお部屋でした。

前のテーブルに市庁舎のStandesamt担当のおばさんが座りました。

このおばさんは私がドキドキしながら1人で必要書類を尋ねに行った2月以来、

ずっと私達を担当してくれています。

何度か2人で会いに行っているので、もちろん彼も私も顔見知り。

担当者をちゃんと知っているというのは

知らない人が出てくるより数倍リラックスできましたし、嬉しかったです。

その前におば様と向かい合って私と彼が座り、

それぞれの横にTrauzeuge(立会人)が座ります。あとのゲストは後ろの席に。

Trauzeugeは、今は必ずしも設定する必要は無く

結婚する2人だけでよいとのことでしたが、私達はそれぞれの友人にお願いしました。

私のTrauzeugeを勤めてくれたのは、私と彼が出会うきっかけとなった女性。

そして彼女はこの日、通訳もしてくれました(日本語が流暢なドイツ人)、

彼のTrauzeugeは彼の友人であり、私も一番知っている友人の1人。

Standesamtの方には、事前に2人の馴れ初めなどを文章にして送り、

Trauzeugeの彼女にも同じものを送りました。文章にして10行ほど。

なのに、当日Standesamtのおば様はA4用紙3枚ほどに

ぎーっちりと文章を書いていて、

通訳を引き受けてくれた彼女もちょっと圧倒されるほどの量でした。

色々難しい言い回しなどがあるなかで、わかりやすく日本人の参列者に

説明してくれた彼女には感謝です。

私達は11時からで、このお部屋の前に行ったところ、

その前にセレモニーをしているカップルとその参列者の方々がまだ残っていました。

その花嫁さんが、私の元に「あなたが花嫁?幸せにね!」と握手をしに来てくれました。

お互い花嫁として、幸せになろうね!という感じです。

彼女がわざわざ私のところに来てくれたことも嬉しかったです。

全然見知らぬ人だけど・・・。

セレモニー自体は1時間ぐらい?だったでしょうか。

指輪の交換もしました!友人が作ってくれたリングピローが

ずっとテーブルに置いてあって可愛かったです。

キスも突然でしたが、ちょっとだけ。

写真取りたい人のためにもう一度どうですか?って担当のおば様は言っていました。

そんな感じの和やかな雰囲気でした。

2人がこれから大切にすべき気持ちとか、助け合いが大切、みたいなお話を

おば様がたくさんされて、最後に私達と、Trauzeugeの2人がサインをして終了。

特に入場とか退場とかがあるわけではなく、「それでは終了です」みたいなことになり、

参列者のみんなが順番にお祝いの言葉とハグをしに来てくれました。

私の両親も、友人もみんな泣いていて、

母が常に「なんか悲しいね・・・」って言っていたのを覚えています。

その後は用意していたゼクトやお水、ジュースをみんなに配って乾杯。

グラスも、飲み物も全て持参です。クーラーボックスや、グラスをみんなが

手分けして運んでくれました。

30分ほどみんなで写真を撮ったりお話をして過ごしました。

もちろんStandesamtの担当のおば様も共に。

そして特別ゲストの彼女も足元をうろうろ・・・。

彼のスポーツ仲間であるおじさんが来てくれたのですが、

時間がちょっと遅かったようで会場内に入れず

窓からずっと見守っていてくれたようです。

青いポロシャツにチノパンのおじさん。

それを見た友人達は「窓拭きのおじさんがずっと見てる・・」って思ってたそう。

このおじさんが、色々気を利かせてくれて終わってからは

みんなのカメラで集合写真を撮ってくれたり、活躍してくれました。

そしてその足でみんなでランチへ。

ようやく前日に詳細が決まって、座席配置も伝えてきましたが

ちょーっとぐちゃぐちゃになっていたようです・・・・。

でもウェイターのお兄さんもとっても親切で、ご飯もおいしかったです。

最後に、ブーケをTrauzeugeを勤めてくれた友人にプレゼント。

まだ独身なので、是非幸せになって欲しいなと。

なんだかんだと半日かかったStandesamtセレモニーの金曜日。

連日の疲れも最高にピークでした。

家に戻ったら、体調が悪くなった彼はそれから

結婚式の当日の朝までご飯も食べずに爆睡・・・。

私だって疲れてるのに・・・と思いましたが

まだ終わっていない翌日の結婚式の準備に取りかかりました。

父や弟が一杯手伝ってくれて、

翌日用に乾杯用のグラスも全部洗ってくれて、

教会で使うカードの切り貼りも手伝ってくれてとっても助かりました。

なんかみんなで準備した感じでそれはそれで思い出です。

その後、家族はホテルに帰り、うちに泊まっていた友人と2人で

落ち着くことも無く翌日の準備を深夜までやっていました。

もう疲れも吹っ飛んで逆にテンションが高くなる感じでした。

何をそんなに準備をしたのかはまた書きますね。

このStandesamtのセレモニーはドイツで結婚する以上

必ずしなければならないことです。教会式やパーティはしなくても、これは絶対。

雰囲気のいい近くの町の市庁舎を選ぶ人もいるようです。

お金を払えば他の街でもやってもらえるようです。

私は今住んでいる町の市庁舎にしました。

なんだかんだと書類を持っていったりと出向くこともあったので

家から近いほうが便利でした。

この日、この後も色々続きます・・・。

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