今日は旦那の親友の結婚式。
以前「イチャつく2人」という記事を書いたのですがその2人の結婚式。
とにかく急いで結婚を決めて、突然届いた招待状にびっくり。
結局出会ってから約6ヶ月で結婚式となりました。
生まれて初めて出来た彼女に浮かれまくる友人。
もうちょっと冷静に色々考えて、まずは一緒に住むとか時間をかけたほうがいいんじゃない?と
アドバイスしたのですが・・・。
そして友人の両親も正直早すぎる結婚には反対だそうで・・・。
そりゃあまりにも早すぎるし、別にそんなに急がなくてもいいのに・・・。
急いでいる理由は、彼女の宗教の関係上、結婚するまでは男女の関係をもてないそう。
だから急いでいる感じがしてならないのですが・・・。それだけが理由ではないと思いたいけど・・・。
さて、そんな2人の結婚式。
教会式とパーティは来年の夏に盛大に行うらしく、今日はStandesamt(戸籍役場)のセレモニーのみ。
天気予報は晴れだったのに、朝から土砂降り。
車で走っていたらワイパーを最速にしても前が見えないほどの大雨・・・。大丈夫かいな。
着いた頃には雨もやみましたが、ホントどうなることかと思いました。
博物館の一室でのセレモニー。公園の中にひっそりとある博物館。
少し早く着いたので公園を散歩しました。道の奥のほうに黄色いものが見えます。
なんとこれ!この木だったのですが
この木から落ちた葉っぱが!
すごくないですか?まるで黄色い絨毯!感動しました。
そこだけ空気が違うんです、明るくてパーっと開けたようなそんな空間。
さて、戸籍役場のセレモニーはこんな伝統的なお部屋でした。
あー、ドイツっぽいなと思ったのは
セレモニーの最初に、役場の方が自己紹介され、続きでこの建物の説明に入り
歴史の授業みたいな何年に何があって・・・という話がやたらと長かった。
無事、セレモニーは終了しました。
真ん中の2人が新郎新婦。お2人ともちょっと・・・いやかなり大きな2人。
ドイツ人の新郎側の参列は両親と弟カップル、私たちのみ。
ドイツ人とブラジル人のハーフの新婦側は両親、祖父、兄弟姉妹、甥っ子と姪っ子も入れて
20人ぐらいはいたと思います。ちなみに新婦は6人兄弟姉妹の5番目。
この結婚で、6人全員が結婚したわー!と新婦のお母さんが言っていました。
ちなみに、6番目の新婦の弟のお嫁さんはロシア人で12人兄弟姉妹。ひょえー!
招かれた人が次々集まってきたら、みんなと握手して自己紹介。
こういうところが海外だなーって思います。
私は新郎の友人ですとか、何番目の姉です、とかみんな挨拶してくれます。子供達もちゃんとご挨拶。
セレモニーの後は外で乾杯。
このテントの下に飲み物と少しだけ食べ物があったのですがそれ以外は屋外。
あのまま雨が降り続いてたら一体どうなってたんだろう、、、と思って聞いてみたら
「雨が降ったらどうしようもなかった、代案なし」だったそう。怖っ!
さて、今日の招待状に書かれている内容をご紹介します。
11時~ 戸籍役場のセレモニー
11時半 乾杯
12時半 レストランで昼食
15時~ コーヒーとケーキ
と書かれていました。
15時のコーヒーとケーキってのが気になるわ・・・。
ということで、乾杯が終わったので次は昼食です。
博物館から車で5分ほどのところにあるレストランでした。
この頃にはすっかり良いお天気になりました。
子供達は別のテーブルで、大人達は18人ぐらいかな、大きなテーブルにみんなで座ります。
この18人ほどの人数が微妙で、みんなでお話するんです。
お隣同士で会話というよりは、全員で会話する感じでした。
新婦のお母さんが結構仕切る感じの人で、
出席者に「あなた達どこで知り合ったの?」とかみんなに聞いていて、
聞かれた人はみんなの前で答えなければなりません。
お母様の興味が私にあるらしく・・・、結構質問攻め。
しかも!質問が来たときに旦那はトイレ・・・しかも!長いほう。ほんと役立たず!早く帰って来い!
みんながしーんとなって聞いているので答えるのは緊張します。
なぜドイツに来たの?いつ来たの?日本との違いは?住みやすい?
ホームシックは無い?日本の両親にはどれぐらいの頻度で会ってるの?
そりゃまあ、質問攻めでしたよ。
その後も、別の方から色々聞かれて、日本とドイツはどれぐらい離れてるんだとか?
君の住む町の人口は何人だ?とか(もーー、人口の質問好きですよね、ドイツ人って)
そして、久々に「フクシマ」の質問・・・。まだ引きずりますか・・・。
フクシマの話、もう懲り懲りです。「地震」ではなく「フクシマ」です。
もうちょっと人数が多ければそれぞれの席の近くで歓談だったのかもしれませんが
微妙な人数で、みんなで話せてしまうんですよね。あー疲れた。
さて、お料理をご紹介しましょう(笑)
まずはサラダ。これ、写真を撮り忘れたのですが結構大きなサラダです。
サラダを食べないと次に進めません。全員でもくもくとサラダを平らげます。
そしてメイン。お魚、お肉、ベジタリアンの3つからチョイス可能。
旦那はお肉、子牛のステーキ。このステーキ、びっくりするほどデカかった・・・。
私は魚。カリっと焼かれていてとてもおいしかったです。
そして、デザートはアイスクリーム。
この時点で15時ごろ。もうお腹一杯。
ちょっと待って、15時からコーヒーとケーキって書いてあったような・・・。
このデザートはケーキじゃないよね、アイスクリームだわ。
コーヒーもまだ出てきてないわ。どういうことかしら???と思っていたら
「今から30分ほど休憩にします、30分後にケーキタイムです!」って
デザートのアイスクリームを食べ終わった瞬間にお知らせがありました。
「ねーーー、みんな聞いて!こういうの、ありえないのよね日本人的には!」って
この話題こそみんなの前で言いたかったわ、この手の話なら私いくらでも話せるわー!
新郎のご両親が「一緒にお散歩しない?」と誘ってくれて
新郎の弟カップルと共にみんなでお散歩。
この新郎ファミリーとは今までも何度か会ったことがあって
ご両親はゆっくり話したことは無かったけど、昨年のクリスマスに偶然オペラ座で会ったり、
弟カップルは新郎の誕生日会で何度か会ったし、初対面ではありません。
何歳になっても誕生日会をするドイツ人、引越ししたときの新居お披露目パーティーも多い。
ほんと、パーティー好きな人たちですがこういうパーティーなどを通じて
他のお友達や家族に会うし、毎年同じ人たちが来るし自然と顔見知りになります。
その為、こうして結婚式などで会っても初対面ではないので、
誰が誰だかわかるし(今回の結婚式は少人数でしたけどね・・・)
こういう状況を見ると、日ごろパーティーをするのも悪くは無いな、と思います。
相変わらず紅葉が綺麗です。ワイン畑もこの通り!
さーて、30分の散歩を終えて戻ったら・・・・。
テーブルの上に、これでもかーってほどのケーキが並んでいました。
しかも、ブラジル人は午後のケーキタイムにはスイーツだけではなくて
塩気のあるものも必ず必要なんだそうで、ミンチ入りパイ?みたいなのもありました。
ケーキもみんながそれぞれ作って持ち寄ってる感じです。
ウェディングケーキもお友達が作ったらしい。
それぞれお名前の綴りが微妙に違います(笑)
もうね、食べたくも無かった。申し訳ないけど無理。
でもさすがにウェディングケーキだけは頂かないと申し訳ないな、と思ったのですが
切り分けてお皿に載せる一切れの大きさといったら!!びっくりサイズ。
だから「うわー、大きい!主人のを半分もらうわ!」と言ってその場をしのぎ
一口だけ旦那のケーキを食べて終了。他はもう一口も食べられず。
みんな良く食べてた・・・、感心します。
ポルトガル語とドイツ語の飛び交うパーティーでした。
突然彼女の家族がみんなで歌いだしたり(しかもお父さん、ハモってた!すごい!)
陽気な人たちとの楽しい時間でした。疲れたけど・・・。
来年のパーティーではまたここにいるみんなに再会します。それはそれで楽しみ。
その時は、もっと多くの親戚がブラジルからやってくるらしい。
今日、新郎新婦に渡すプレゼントにカードをつけたのですが、
2人からの招待状がこんな感じだったので
真似して、私たちのカードにも書きました(笑)
末永くお幸せに~!