Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

【結婚式5】お花屋さんの舞台裏

私達の結婚式で一番色々あったな~といえるのがお花屋さん。

もう何度もこのブログにも書いていますが、

結婚式ぎりぎりに問題が発生して・・・→その時の記事

直前に頼んだお花屋さんは、本当にすばらしいお花屋さんで

結果として大満足のお花屋さんになりました。

結婚式の朝、涙を流しながら友人とメイクをしていると、

当日私達の運転手役をかってでてくれた友人くんがやってきました。

その友人くんは車も提供してくれたので、車に飾り付けをすべく

私のメイクが終わったころに、カメラ&ビデオ撮影もやってくれている、

メイクをしてくれた友人と共に二人してお花屋さんに行きました。

私はお留守番です。

つかの間の一人っきりの時間。

30分ぐらい、一人で家にいました。

前日、本来であれば花婿とは別々に過ごさなければいけないのですが、

彼の実家も親戚の人が泊まっていて、彼が帰る場所が無かったのと、

また前日から体調不良で寝ているので、結婚式当日の朝まで家にいた彼。

そのためこのタイミングになってようやくドレスを出すことが出来ました。

しんみりしてればいいものの、部屋を片付けたり、洗物をしたりしていました。

そんな最中、お花やさんへ行った友人が撮ってくれた写真には、

車に一生懸命飾り付けをしてくれるお花屋さんが写っていました。

この飾り付けをした車で、私は父と教会へ行き、

教会式のあとは、彼と共にパーティ会場へ移動しました。

オープンカーで風がビュービュー吹いて、それでなくてもしっかりセットされてない

髪型が心配で頭ばかり押さえてました(笑)

私のブーケを作ってくれている様子。

この後彼のスーツにもお花をつけてもらうので、ジャケットだけ友人が持っていきました。

そしたら、ジャケットは着た状態できれいに見えるようにお花をつけるらしく、

花婿本人はその場にいないので、運転手役の友人くんが着てみようとしたのですが、

小さすぎて入らなかったようです。

ブーケや車のお花を作ってもらっている様子も見ることが出来て、

私達のためにいろんなところでいろんな人が準備してくれているんだな、と

当たり前のことですが、ジーンと来ました。

一人時間をもてあましはじめたころ、

前日のStandesamtでTrauzeuge(立会人)を務めてくれた彼女がやってきました。

また、ほぼ同じタイミングで私の父もやってきました。

父は一緒に車に乗っていくので、出発まで待機です。

Trauzeugeの彼女には、ドレスの着付けなどを手伝ってもらいます。

花嫁さんが車を乗り降りするときに手伝ってもらったり、ブーケを持ってもらったり

私の身の回りのお手伝いをしてくれます。

彼女、家に来た瞬間から泣いていて、その日1日ホントによく泣いていました。

私たちが出会ったきっかけとなった彼女。

そう、前に書いた彼女です→こちら

お父さんを亡くして、彼女はまだまだ辛い時期。

お母さんも数年前に亡くなっている彼女。

私は両親も健在で、父にドレス姿を見てもらえること、母にお祝いしてもらえる事

そういうこともきっと彼女の中には複雑な気持ちがあったんだろうと思います。

「こんなに嬉しいことがあってよかった」って泣きながら言っていた彼女。

泣くのはまだ早いね~なんて言いながら

一緒にドレスを着て、体にキラキラ光るパウダーをつけてもらって、

出発までのひと時を一緒にすごしました。

そして、お花が準備された車に乗って友人君が戻ってきました。

とうとう教会へ出発です!

読んでいただければわかるかと思いますが、

私だけでなく、当日の朝のみんなの動きは結構密なスケジュールで、

このほかにも、私の家族をホテルにピックアップしてくれた友人、

教会に先に行って準備してくれている友人、

色んな人が色んな場所で助けてくれました。

その全体のスケジュールはエクセルで表にして管理して・・・結構大変でした(笑)

家を出て車に乗り込みます。

運転手の友人君、私、父、Trauzeugeの彼女の4人。

写真にもビデオにも残ってないのですが印象に残るシーンがあって、

私がアパートの出口を出て、ドレス姿で車に乗り込む姿を

たまたま窓から見た隣に住むおばさんが、

窓を開けて「Alles Gute~!!!」って大きく手を振って叫んでくれました。

「Danke~」って私も手を振りかえしました。

その家族の子供たちも窓から手を振って見送ってくれました。

なんだか、ご近所さんに会ったことで、ああ、普通に家からお嫁に行くんだな~って

しみじみと感じました、ドイツでは当たり前なんですけどね。

ちょっとバタバタしすぎて家を出るのが遅くなって式の開始時間に遅れそうでした。

でも花嫁さんは数分遅れるぐらいがいいんだそうです、知らなかった・・・。

教会までの15分ほどの車中は

ドイツ人が2人もいるのにみんな日本語が流暢で不思議な空間。

カーステレオからはウルフルズの「バンザ~イ、君に会えてよかった~♪」

の曲がかかっていました。歌にあわせて熱唱。

でも心のどこかでは、みんな来てるのかな・・・

教会に行って誰もいなかったらどうしよう・・・

日付間違ってたりしないかな・・・、お花屋さんは来てるかな・・・

全部準備できてるかな、大丈夫かな・・・と、

突然すごく不安になってきて、そんなことを話したら、

「みんな大好きな2人が結婚する今日の日を楽しみにしてるんだよ!

君たち2人の結婚式を忘れるわけもないし、みんな絶対にいるから大丈夫だよ!」って

励ましてくれる運転手君。なかなかニクイ奴です。

教会に着いたらカメラマンがいたので、

着いた~、という気持ちよりは「カメラマンはちゃんと来てくれてる~!」って

安堵のほうが強かったです。

ということで、長くなったので式についてはまた書きますね!

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