Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

【結婚式6】教会式

前回からの続き・・・

無事、教会に到着して、カメラマンを見つけてほっと安堵。

車を降りたら教会の入り口に牧師さんが立っているのが見えました。

そして入場。

教会の入り口まではカメラマンと、今日すでに会っている友人だけが立っていて

やっぱり本当にみんながいるのかちょっと不安な気持ちで入場。

でも教会に入った瞬間たくさんの人がいたので

安堵というか感極まって涙が出てきました。

小さい教会なので、超短いバージンロードでしたが、

そのバージンロードの先で待っている彼が泣いていたのが印象的。

牧師さんは、最初日本語でご挨拶してくれました。

「ホンジツワ オコシイタダキ アリガトウゴザイマス・・・」と。

この挨拶は、牧師さん自身がぜひ日本語で挨拶をしたいとのことで

事前にローマ字で伝え、電話がかかってきて

「今から言うから、正しいか聞いてくれる~?」と練習までしました(笑)

それ以外の教会式は全てドイツ語にしました。

家族や日本から来ている友人たちはわからないかと思ったのですが、

通訳することでダラダラと長くなってしまうのもな、と

ドイツ語のみにすることに決めました。

当日ゲストの皆さんに配った式次第。もちろん手作りです。

何が執り行われるか、という内容だけは日本語も明記しました。

讃美歌の歌詞と楽譜も入っています。

牧師さんはやっぱり予想どおりやってくれました、面白かったです。

教会の式でこんな話をするんだ、って逆にびっくり。

たとえば、私達の馴れ初めを話し始め、

とあるクラブで知り合った話の続きに、

「うちの娘にそのクラブを知ってるか聞いて見たらやはり知っていて

いいクラブだって言ってた!」とか、

「ここにいる男性諸君、いい女と出会うにはそのクラブだ!」とか。

みんなクスクス笑ってました。

以前牧師さんと話したときに、笑いの出る式にしたい!って言ってたので、

牧師さん的にも大成功ではないかと思います。

もちろんまじめな話もありました、

私は逆にそのまじめな話が100%理解できなかったのですが、

式の後、ゲストの方から牧師さんが本当に良いことを言ってたね~って

色んな人に言われたので、きっと良いお話だったんだと思います。

牧師さんが色々話している中で、私は

祭壇のお花OK!、ろうそくOK!などなど色々とチェック(笑)

結構現実的に冷静だった私・・・。

讃美歌はあまり人が選ばないような曲にしました。

知らなかった曲ですが、明るくてわかりやすくて1度聞けば

鼻歌ぐらいなら歌えそうなそんな観点から選びました。

うち1曲は、このYou Tubeの画像で見つけました。

なんか楽しそうだな~と。

私たちは讃美歌を2曲、それとは別に演奏でバイオリンで1曲と

ギターで1曲、音楽は計4曲です。

プロの演奏家を呼んだりする人もいるそうですが

友人がバイオリンなら弾けるから下手でもよければ、って言ってくれて

1曲をお願いしました。ぜんぜん下手じゃなかったです。

オルガンに合わせて弾いてくれました。

式の前日まで出張に行っていた友人。

当日時間を見つけてオルガン奏者の方と練習までしてくれたようで感謝です。

そして、2曲目は式も後半に差し掛かり

指輪交換をした直後に、なんと私の弟がギターで弾き語り!

この曲です。The Rose。

私のお願いを快く引き受けてくれた弟。

でも選曲がわからなくて、お願いした私もわからなくて、

歌を歌うのは駄目なのか、歌ってもいいのか、雰囲気とか長さとか・・・。

そんな中途半端なお願いに頼んだ私も困っていたのですが、

そんなときに、モナコの王子の結婚式をテレビで見て、

その式の中で、指輪交換の後、奥様の故郷である南アフリカの歌手が

結構ノリのいい曲を歌っていたので、

王子様の結婚式でこのノリが許されるなら、

何だって大丈夫だろうって思いました(笑)

弟の歌は100点満点、大成功で、みんな弟の曲に涙してました。

私も最初のバージンロードを父と歩いたところで涙したものの、

その後はあまりに面白い牧師さんの会話に引き込まれ、

笑っていた式だったのですが、この弟の曲で号泣でした。

弟が教会で歌うことは両親には内緒にしていました。

パーティで歌うことは知っていたようなのですが、

まさか教会で歌うとは思っていなかったようです。

きっと両親も私の結婚式で弟が歌を歌ったことは

いつまでも心に残るだろうな~と思います。

弟はかなり緊張したようですが・・・・。

指輪交換は、彼の指輪と私の指輪を取り違え、

私の指輪にまず彼の指輪がはまりました。

もともとゆるかったので、それには気づかず彼に指輪をつけようとしても

全く入りません・・・・。第一関節ですら無理。

でもそのときは、指輪が違ってたということには気づかず

とりあえず入らないまま終了して、あとでこっそり入れ替えました(笑)

退場のときは、6歳の男の子がフラワーボーイを務めてくれました。

このカゴに、彼のママが朝からバラの花びらを収穫しに行ったそうで

ピンクの花びらがいっぱい入っていました。カゴも手作りです!

教会を出たところでゲストの方一人ひとりとハグ。

ここも私の家族や友人はみんな泣いてました。

そして、その後友人からのサプライズがありました。

ハートが書かれた布を二人で切ります。

いわゆる、夫婦の始めての共同作業みたいな感じです。

はさみは超小さくて切りにくい・・・もちろんわざと小さなはさみです。

そしてそのハート型に切り取られた中を

新郎が新婦を抱っこしてくぐるというもの。

かなり重かったと思うのですがお姫様抱っこをしていただき、

無事にハート型をくぐることが出来ました。

かなり大きな布で、ミシンで縫ったのよ~と友人が言っていました。

名前と日付が書かれていました。

その後は乾杯して、例の手まり寿司を食べたり

お話したり、写真撮ったりと教会のお庭でミニパーティをしました。

うそのように晴れてくれて、最高の天候でした!

ホント、いろんなものが手作りの教会式でした。

手作りと言えば、リング&フラワーボーイを務めてくれた男の子には、

お礼に本と、手作りの名前入りお稽古バックをプレゼントしました。

写真を撮っていないのですが、お稽古バックにはその子が大好きな

ピカチュウのワッペンを貼りました。喜んでもらえてよかったです。

教会式のあとは例のお花の車に乗って移動です!

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