Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆ドイツ人の輪に入る憂鬱

昨日、仕事の後に会社の近くで開かれていたワインフェストに行きました。

色んなワイナリーが小屋を連ねて、ワインが飲めるお祭り。

まあ、こういうお祭りは夏の間、どこかで何かしらやっているので、

真新しくも無いのですが、仕事帰りにちょっと立ち寄るにはいい感じです。

毎回1杯か2杯飲んで帰るので、せいぜい1時間ほどしかいませんし、

何かを食べることはあまりありません。

昨日もそろそろ帰ろうか~なんて言いながら2杯目を飲んでいた頃に

彼の元上司にばったり遭遇。

一緒に飲むことになりました。元上司とその知人が合流して4人でワイン。

最近結婚したことを報告すると、乾杯しないと!とワインをご馳走になり、

すっかり帰るタイミングを逃してしまいました。

そうこうしているうちに、知人さんの彼女が合流。

そして、お手洗いに行った元上司がたまたまお手洗いで遭遇した知人がやってきたり、

中国語のレッスンに行っていた人が学校終わりで合流したり、

なんだか一杯人が増えてきて最後は8人ぐらいになりました。

もうその頃には、ワインもボトルでまわってきて、注がれまくります。

完全に第2の帰るタイミングも逃しました・・・。

男性陣は同じ業界なので色々盛り上がることがあるようで

専門的な話ばかりしているので、ついていくことが出来ません・・・。

ただニコニコ笑ってそこにいるだけ。

いつもならそこから、ただそこにいるだけの透明人間みたいになって、

ずーっと言葉を発することなくその場にただいるだけ。

帰りたくて帰りたくてたまらなくて、過去にはトイレで涙したことも。

1人ぽっちになったことも何度もありました。

なので、ここ数年はドイツ人の集まりには極力行かずにいました。

この気持ちは、国際結婚してる人たちや、

ドイツ人の彼がいるような人たちは、ホントみんなが経験してる苦痛。

かなり久しぶりなこの雰囲気。全員初対面で、全員ドイツ人、辛い・・・・。

昨日の人たちは、私が日本人と知ると「フクシマ」について聞いてきたり、

どうしてこんなに総理大臣が変わるの?みたいな、難しい質問をしてきたり、

話を振られる機会が多かった・・・・。

とはいえ、専門的な会話になってしまうと、もう無理・・・。

でも、昨日はワインをかなり飲んでいたのでちょっと酔っ払い気味。

それがよかったのか、いつもならそこで黙り込んでしまうのですが、

唯一いた女性(途中で来た彼女さん)に勇気を持って話しかけてみました。

彼女も、男達の会話にわかってはいるけど入り込んでいる感じじゃなかったので。

その彼女、正直話しかけるのに勇気がいりました・・・。

髪は刈り上げ、鼻に耳にピアスが20個ぐらいついてました。

私の周りにはいないタイプだし、こんな人はどんな話がいいのかもわからず。

でも、初対面なので勇気を持って、「私はそこまでドイツ語が出来ないから、

こんな専門的な会話になるともう全くわからないの・・・」と言ってみた所

彼女は、「私はドイツ人だけどこんなテーマわからないわよ(笑)」って、

その会話をきっかけに色々話しました。

見かけによらず(って失礼ですが)看護婦さんだそう。

時間的にとっても大変なこととか、でも仕事が面白いこと、

私はドイツ人の輪にはなかなか入っていけなくて、苦手だという話とか

日本の話とか、話題に困らないほど会話が弾みました。超めずらしい・・・・。

彼女、きっと同じぐらいの年かなって思ってたのですが、なんのなんの26歳!

ドイツ人の外見ってホント年齢不詳・・・。

結局最後まで彼女とたくさん話しました。

いつもの嫌な雰囲気になることもなく、家に帰れました。

これってホント珍しいです。

ここ数年ドイツ人の集まりから逃げてばかりいたし、もしかしたらその間に

ドイツ語がちょっとわかるようになったのか、

たまたま昨日だけなのか、わかりませんが

こんな感じならば、ドイツ人の輪にも時々行けるかな・・・と思うぐらい楽しかった。

とはいえ、こういう時間の後は、本当に疲れるんです。

気も使うし、頭も使うし、ほんとクタクタになります。

家に帰って、「疲れた~」ってソファーに座ったらいつの間にか寝ていて

化粧も落とさず、洋服のまま朝までソファーで寝てしまいました。

しかも疲れた原因はそれだけではなく、

結局5時間たちっぱなし!だったことも原因です。

ホント、立食というか立ち飲み好きですよね、ドイツ人。ありえない・・・。

ええ、もちろん屋外です。外で立ったまま5時間会話。

でも楽しかったので良かったです。久々のドイツ人の輪は新鮮でした。

でももう当面いいや~って思っていたのに、どうやらこの週末

彼の同僚の家に招待されている感じ。結婚のお祝いだって。

誕生日会とかなら、彼に1人で行かせるのに、結婚がらみだとさすがに行かないと・・・。

ああ、憂鬱。全員知らない人です・・・。

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