結婚をするとこのFamilienbuchというものが出来ます。
家族のことが書いてあるファイルとでも言うのでしょうか。
一家に一冊あるもので、これは本当に大切なものなのだそう。
火事になって逃げるときも、これだけは必ず持って逃げるというぐらい
とっても大切なものなんだそうです。
自分が誰なのかを証明する大切なものなのだそうですが、
その割には写真は載ってませんけどね・・・。
日本では大切なものは通帳や印鑑なんていわれますがまあ、
ドイツには通帳も印鑑も無いですしね。
私達も結婚したのでこのFamilienbuchとやらが出来上がりました。
このファイル自体は何種類もあって選べます。
そしてStandesamtで購入します。
そうすると、どこで結婚したかという証明書みたいなのが中に入れられて
結婚式の当日に渡されます。
その後、教会の牧師さんに渡したら、どこで教会式を挙げたかが記載されます。
あとは出生証明書みたいなのも入っているし、
子供が出来て洗礼を受けたらそれも記入します。
自分で書くものではなくそれぞれの公的機関が書くもののようです。
最後のほうには、子供が出来たら使える名前の一覧があります。
これみて名前決めてね、ってことでしょうか。
あとは、結婚何年目が何っていう、金婚式とか銀婚式とかが書いてあります。
めっちゃめちゃたくさんあるんですね、記念の年。
アルミニウム婚なんてのまでありますね・・・・。
最後はこれ!
いわゆる家計図です。
先祖までさかのぼるようになっています。
これはきっと自分で記入するっぽいです。
この本の大切さが私にはわかりませんが、
めちゃめちゃ大切なんだそうです。ふ~ん、という感じです。