前回の彼の誕生日にポルシェ博物館の入場券をプレゼントしました。
ポルシェが大好きで、高速道路でポルシェに追い抜かされるときは
わざわざ窓を開けて音を聞いたり、見つけるたびになんの種類だのうんぬん・・・と
全く興味のない私はいつも右から左。
入場券のプレゼントだって、実物を渡したわけではなく、
ドイツでは(っていうか彼のFamilyだけ!?)多い、約束手形みたいな、
「○○をプレゼントします!」ってカードに書くだけみたいな。
Stuttgartは遠いし行くこと無いだろうな~と思っていたのですが(笑)
でも、あまりにも行きたい!とうるさいので、
私が行きたいStuttgartとEsslingenのクリスマスマルクトと
あわせて行くことにしました、博物館は午前中を費やしてあげるから
ちゃんと十分見れるように出発しないとね!という脅しが効いたのか
珍しく、仕事に行くよりも早く起きてきて予定通り出発。よっぽど行きたいみたいです。
全く興味のない私には豚に真珠のようなものですが、
それでもポルシェの本社があるZuffenhausen(Stuttgart郊外)に入ると
信号待ちの車も、路駐の車も、ポルシェばっかり!それにはさすがに驚きました。
こちらがポルシェの本社。
っていうかドイツの車ってことすらドイツに来るまで知りませんでしたけどね・・・。
高い車&外車っていうだけでどこの国の車なのかまでは興味なし(笑)
その本社の目の前にポルシェのお店と
ポルシェ博物館があります!
博物館はすごくかっこいいキラキラの建物なのですが
とにかく大きすぎて全容を撮ることは無理・・・。
館内は白で統一され、いちいちかっこよくて、荷物を預けるロッカーもおしゃれ!
車よりそういうことに感激してました。
入場料はEUR8、私は日本語のオーディオガイドを借りました。(EUR2)
直訳感たっぷりの日本語でしたが、やはりある程度の興味や知識があって初めて
役に立つものではないかと思います・・・。
でもせっかく来たのだからと必死で聞きました。
彼らは・・・・と「彼ら」「彼ら」というのですが、誰のことなのかさっぱりわからず、
何かと思えば、「カレラ」という種類のポルシェのことでした(笑)
館内はとっても広くて、一瞬モーターショーに来たかのような感じでとにかく車だらけ。
柵などが無い博物館としても有名だそうです。(もちろん触れられません!)
ポルシェは荷物を前に入れるのですが、中にはこんな車もありました。
皮の部分が可愛いですよね!(・・・こういうレベルでしか見学できない私)
あとは、数学的な計算の上では天井を走ることが出来るらしい、とさかさまの車。
まあ、人とは違う部分で興味を持っていた感じです。
車好きの人ならば、夢のような博物館なのでしょうけれど・・・。
興味が無いとはいえ、車を作っていく工程の映像と説明があり、
ポルシェに限ったことではないかもしれませんが、手作業が多くてびっくり。
自動車工場の見学は小学生の頃に行きましたが、何も覚えてないし・・・。
大人になった今だからこそ行ってみたいものです。
内装の皮やそれを縫い付ける糸の色まで全てオーダーメイドが可能。
へえ~という感じでこういうところはかなり真剣に見学しました。
デザインの段階でつくる、粘土で出来た車。
あとはエンジンの音を聞けるところ(黒丸に立つと上から音が流れてきます)
そして、もうこんな経験は無いでしょう、ポルシェに乗りました!
ええ、もちろん動いてませんけど、乗っても良い展示車です。
ドアが「パンッ」という軽い音ではなく、「ドンッ」という重い音で閉まるところが
高そうな車という感じです、中も革張りだし豪華!
一台一台ゆっくり見学する彼とは全くペースが違い、時間をもてあましました。
あまり露骨に待つのも悪いからと、同じところを何回も見たり(笑)
結局2時間半ぐらいいました・・・。
こういうのは興味がある人同士で来るのが良いかと・・・。
まあ、私も私なりに楽しかったですが。