日本に帰るときは、飛行機の機内で映画を見るのも楽しみの一つ。
とは言えいつも結構眠くてあまり見ることが出来ないのですが
洋画を字幕で見るほどの元気は無く、邦画や日本のテレビなどを見ています。
今回すごく面白かったのが、ガイアの夜明け。
IKEAが日本市場で苦戦しているという内容、とても興味深かったです。
私は日本でIKEAに行ったことはありませんが、
ドイツでIKEAに行く度に、日本でこんなの売れるのかな・・・と思うことも多くて
やはり、そういう懸念は当たっていたようです。
DIYな部分が日本には受け入れられないかな、と思う部分もありましたが、
組み立てぐらいはそこまで大変なものでは無いと思います。
やはり「サイズ」が一番大きなネックだったんですね・・・。
ドイツでは、びっくりするほど大量に買い物して、牽引車などで持って帰る風景も
IKEAの日常と化していますが、さすがに日本では難しいかな、と。
そして、帰りの飛行機で見た映画「しあわせのパン」。
これは、機内の冊子でインテリアなども素敵、という説明が書かれていたので
その一文に惹かれて見てみました。
大泉洋&原田知世が2人で経営する北海道のパン屋さんを舞台にした映画。
ほんわかした雰囲気がとっても素敵でした。
どこか「かもめ食堂」にも通ずるものがあり、インテリアも素敵でした。
どうせ住むならこんな田舎がいいな・・・と思うほど。
ストーリー自体はパン屋さんを舞台に何組かの夫婦や家族、カップルが
繰り広げるお客さんたちと、パン屋の2人のふれあいドラマという感じ。
ですが、号泣・・・。
何が泣けるって最後の部分。大橋のぞみちゃんがナレーションをしているのですが、
もう最後、なんだか今の自分と重なる部分があって泣けました。
今回、帰りの飛行機は旦那と隣同士に座れなかったので、一人だったのですが
かなり泣いてしまいました・・・。旦那がいたらもっと泣いてたかも。
そして、エンディングの曲がこれまたとっても素敵。
矢野顕子with忌野清志郎の「ひとつだけ」という曲。
2人の声も素敵だし、歌詞も素敵だし、
こんなに映画にぴったりはまる曲があるんだな・・・と、これまた感激。
最後の歌だけ巻き戻ししてもう一度聞いてしまいました。
Wikipediaによると、脚本家がこの曲にインスパイアされて脚本を書き下ろしたとか。
やはり歌があっての映画だったんですね。
しかもこのパン屋さん、実在するそうです!
ここ、絶対に行きたい!次の旅行は北海道にしよう!と思うほど。
機会があれば見てみてくださいね、素敵な映画です。