実は少し前におばあちゃんが亡くなりました。
小さいころは一緒に暮らしていたし、
祖父母の中でも一番接することの多かったおばあちゃんでした。
ドイツに来て以来、会う機会が減ったので今もなんとなくまだ実感がわきません。
先週日本に帰った際にはおばあちゃんの家にお参りに行きました。
おばあちゃんが一人暮らししていた家をこれから片付けるとのこと。
見た感じは住んでいたままの状態のように感じたのですが
父いわく、それでもずいぶんと片付けたそう。
キッチンには空き瓶や空き缶などが山ほど溜め込まれていたそうです。
おばあちゃんとの思い出として私が引き継いでいけるものを
少しだけもらってきました。
旦那の両親が先祖代々引き継がれた食器を使っているように
私だって少しぐらい、先祖から引き継がれたものがあってもいいかな、と
食器類を中心に見てみました。
食器棚には、昔から使っていた懐かしい食器がたくさん入っていて
あれもこれも引き継ぎたかったのですが・・・。
本当は御節に使うお重があれば一番欲しかったのですが
どこにあるか見つからず、これから片付ける中で出てきたら
保管しておいてくれるとのことなのでお願いしてきました。
その他、選んだのはこれです。
蕎麦猪口
茶渋のような汚れがついていて、ずいぶん茶色く汚れていたのですが
戻ってきてから重曹で磨いたらきれいな色になりました。
蕎麦猪口というよりは、茶碗蒸しを作ったり(って、今まで一度も作ったこと無いけど!)
ほかにこういう形のものを持っていないので何かと使えるかな、と。
薬味を乗せるお皿で猪口の蓋にもなる小皿も一緒にもらったのですが
それはどうやら実家に忘れてきたみたいです。
今度帰国したときに持って帰って来たいと思います。
そして、これ。
ご飯などをこれで型を取って飾ったらかわいいかなと思って。
あとどんぶりの器があったのですが、さすがに荷物に入らず実家に置いてきました。
おばあちゃんの形見としてこれから大切にしていきたいと思います。