日本ではありえないことが起こる海外生活。
また久々に考えられないことがおきました(笑)
うちからも比較的近いマインツの出来事。
ニュースにもなっているのでご存知の方も多いはず。
マインツは町としても結構大きくて、
世界的に有名なSCHOTTやカエルのマークの洗剤フロッシュの本社もある
産業もしっかりした街。サッカーも1部リーグで日本人選手も活躍中!
さて、そんなマインツの中央駅にて
休暇によるスタッフ不足に加え体調不良で欠勤者が出てしまい
駅としての機能が果たせないため電車がほぼ不通になりました・・・・。
近隣駅に迂回して走っているとはいえ、駅同士が比較的遠いドイツでは
不便極まりない状況となっています。
完全に戻るのは8月末になるそうです。
このマインツの駅は結構な規模で大きな駅で
長距離列車も止まりますし、この辺りではフランクフルトの次ぐらいに
大きな駅ではないでしょうか。
8月はバケーションシーズンで、多くの人がお休みを取ります。
駅員さんも同じでしょう。
体調不良は予測不可能ですし、どれほどの体調不良かわかりませんが
日本人的には欠勤に値しない症状でもこちらでは欠勤になってしまいます。
「鼻が詰まって頭がボーっとする」「咳が出る」程度でのお休みではないことを祈ります。
また、お医者さんの「出社禁止レター」が大げさに出されていないことを祈ります。
休暇中のスタッフを呼び戻してでも運行が大事では?と思うのは日本人的感覚(笑)
労働者として与えられた休暇という権利を会社が奪うわけには行かず
こんな緊急事態でも呼び戻せないそうです。
会社が呼び出そうものなら従業員から裁判でも起こされそうな気がします・・・。
現在、議論されているのは
ドイツ鉄道が十分なスタッフを雇用してこなかったことが原因だとか。
まあそれも大きな意味では根本的な原因だとは思うんですけど
まずは何より乗客に迷惑をかけないということが大事ではないの~?
隣駅からヘルプに来るとかそういう簡単なことは無理なのかしら。
そうか、みーんな休暇だからどこの駅もカツカツで運営してるのかな。
こんなことでも驚かなくなって
「よかったよねー、休暇シーズンだし乗客の少ない時期で」
なんてコメントしてしまう私も日本人的感覚を忘れつつあるのかも・・・。ヤバイ。