先日こんな看板を見つけて
あらー、メルケル首相がフランクフルトに来るんだ!とわかって
ただ有名人を見たいがために行ってきました。
あとはかっこいい警察官達もこういうときは集まってますからね!
9月22日の選挙に向けた行脚のようです。
選挙権の無い私には関係ないことですが、
メルケル首相を見れるなんてあまり無い機会だし、
私はドイツに来てから首相はメルケルさんだけなので勝手に親近感も沸いていて
せっかくの機会なので見に行くことにしました。
場所はフランクフルトのレーマー広場。
少し早めに行きましたがすでにすごい人です!
メルケル首相登場まではライブ音楽などを聴きながら待ちます。
和やかな雰囲気かと思いきや、私たちが立っていたところの一角が
なんだか変な雰囲気になってきました。
観客同士で言い合いをしている人もいて、私服警官もうろうろしています。
何かと思えば反対派の人たちの集まり。
ドイツの政治のこと、詳しくはわかりませんが
SPDやDie LINKEの人たち、あとは空港騒音の反対派など。
とにかくこの人たちは騒音を出して演説を妨害しています。
笛の音とかとてもうるさかったです。みんな耳栓して音を出してるんです。
とにかく騒ぐという感じの人たち。
レーマーの教会の上から、警察官も監視していて物々しい雰囲気。
そして待つこと1時間、メルケル首相が登場です。
事前に配られているAngie(メルケル首相の名前)が書かれたプラカードなどを掲げて
みんなメルケルさんを暖かく迎えます。
それでなくてもデカイドイツ人にまぎれて、プラカードなんて掲げられたら
全くメルケル首相が見えません・・・。せっかく来たのにー!
強引に前のほうに行ってようやく!
うわーメルケルさんだ!今日は紫のスーツです!
そして演説。
テレビそのまんま!
でももう反対派がうるさくてうるさくて
耳がおかしくなりそうなほど音を出すので、途中で退散。
そしてこういううるさい人に「静かにしてくれ!」と怒る人たち。
そこから言い合いが始まります。
「君達の党派はだめだ!」「いや僕らの党は間違ってない!」とか
本当に言い合いするんですよね、びっくりです。
有名人が見れる!なんて甘い考えは私ぐらいかも。
みんな真剣に聞いているし、真剣に反対活動するし・・・。
選挙まであと1ヶ月弱。さてさてどうなるでしょうね。