Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆産科の申し込み

分娩を希望する産科に申し込みに行ってきました。妊娠30週あたりで「申し込み手続きのアポイント」を取るため電話して、今週そのアポイントがありました(35週)。

病院はさすがに旦那と行きたかったので金曜日の午後か、週末を希望しましたがどちらも対応不可とのことで、結局平日に一人で行くことになりました。不安でしたけどね。

ドイツの病院って慣れないので、まずはその「手続きの場所」にたどり着くことが私にとっての難関。受付とかあるわけじゃないしどこに行ってよいやら。総合案内みたいなところで「出産の申し込みに来た」と伝えたら「それは良かった!いい理由での来院だねー」とおじさんが暖かく迎えてくれて、「3階が分娩室だから」と。・・・・だからそういうことというよりは分娩室って言われてもどこに行っていいのかわからないんだけど・・・と思うものの、とりあえず3階に行きました。

3階に着いてもとっても静かで、たくさんの扉が並んでます、一体どの扉???もう、こういうことが何より嫌というか不安というか慣れないというか、プチストレス。歩いているスタッフでもいればいいけどいないし、仕方なく「秘書室」みたいな札のついた部屋をノックして聞いてみたらやさしい方で「分娩室に行ってね」とのこと。

もうよくわからなくて分娩室って書いてある扉のピンポンを押したらインターホンで返答があったので申し込みに来たと伝えたら扉を開けて中に入れてくれました。ふう・・・・。

やさしい看護婦さんが「○○さんね、ではこれ3枚あるから記入して待ってて!」と、私の苦手な問診表みたいなのを渡されました。医学用語ってほんとわからないし、いつもとっても困るもの。YesかNoかって回答なら、通常Noであることが普通ですから基本Noだろう、というスタンスで望みますが渡された資料はチェックもあるけど「記載」も多い・・・。とりあえず、わからないながらも何とか答えて、本当にわからない質問は空欄にしておきました。

看護婦さんに「少し理解できないところがあったので」と伝えたら、「大丈夫よー」とやさしく説明してくれて何とかなりましたが。口頭でも病歴とか色々聞かれて、まあ大体はわかったものの「それってどういう意味ですか?」と答えることも数回ありました。たとえば「手術歴」については、手術をしたことがないのでNOと答えたら、「本当に?一度もないの?麻酔も?」と聞かれ、それってもしかして不妊治療(ICSI)は含まれますか?と聞いたら、手術に値するらしく私の答えはYesだったらしい。

そんなこんなで一通りの説明や質問が終わって、「それでは今からこの資料を持ってxxxxxxに行って下さい、そこで説明を聞いて終わったらまた戻ってきて!」と。何らかの「医局」の名前なんだろうと思うけれど意味がわからず・・・。PDA(無痛分娩)の説明とのことだったので麻酔科かなにかかなーと思って、その「xxxxx」という文言を呪文のように唱えながら移動しました。(迷ったら誰かに聞かないといけないしね)

どこにあるか聞いて教えてもらったものの、病院ってそれでなくてもややこしいから、2回説明してもらったけれどわかったようなわからないような・・・・。とりあえず「xxxxx」だけ忘れないようにずーっと意識しておきました(笑)。ほんと、こういう無駄な疲れというかストレスがありますよね、日本だったらそんなことは全然気にならないんでしょうけど。

そして、そこの先生からPDAの説明を受けました。PDAについてはネットとかで事前に調べておいたので大体のことはわかりましたが、いやーほんとわからない単語だらけだわ。一つ一つに「どういう意味ですか?」なんて聞いてたら1日あっても足りないと思うので、ある程度は会話の流れと、ネットから得た情報を元に理解(というか想像)するしかありません。

PDAをするなら水中分娩は出来ないとネットで書いてあるので聞いたらその通りで、水中分娩に興味があったのでPDAにするかどっちかは決めておいたほうがいいかもね、とのこと。

とりあえず全ての説明をして署名ももらっておくから、当日産気づいて病院に来たらその時にPDAを希望するかどうか言ってくれれば良いとのこと。費用は保険でカバーされるので別に余計な費用はかかりません。

あまり私は出産に際して強い希望はありませんが、悪くないならしても良いかなと思うし、別にしなくても良いのかなという程度で、周りに聞いても「した」という人の方が若干多いけれど、したかったけどタイミングを逃して出来なかったという人も何人かいます。先生が言うには痛さは随分軽減されるようですが「僕も経験ないからねー」と笑ってました。

要は、リスクについてなど(頭痛、しびれ等々、多少の副作用は否めないことは説明されました)を、ちゃんと医者から説明をしました、ということが重要なんだろうなーと思います。一通り説明を聞いて終了。

はーーー、疲れた。こんなことで疲れてたらいけないけれど、やはり外国という世界の中で無駄に緊張してるし、気も張っているからか終わるとどーっと疲れます。でもその後は、関西弁バリバリの友人と一杯お話できたので元気復活!久々の日本語だったー。

さて、例の分娩立会いの件ですが、「質問ある?」みたいな雰囲気でもなかったのであまり聞けなかったけれど、赤ちゃんが生まれてからカンガルーケアとか最初の授乳とかあって、2時間程度はママとの強いスキンシップを意識してるから!とのことでした。その後赤ちゃんを綺麗にしてお部屋に一緒に戻ってもらいますね、とのこと。一般の面会時間はあるけれど、旦那(と兄弟姉妹)の時間制限はなしとのこと。

ということでそれを拡大解釈して、生まれもすぐに会えないから、会えるようになったら連絡する。もし夕方や夜に生まれた場合は面会時間もあるので翌日来て!という方向でママ達に説明しようと思ってます。

とりあえず申し込み終了。疲れたーって思う自分にもっともっとしっかしりなければ、と思い直した1日になりました。

生まれてすぐに必要になる小児科についてもどこにするか決めなければいけません。そこまで選択肢はないけれどきちんと決めておいて、病院によっては事前に申し出をしておく必要があるとか(本当ですか??)。

この街で生まれ育った割には、子供のいる知り合いで深いコンタクトがある知人がいない旦那、誰かにどこがいいか聞いてもらったら早いんだけど・・・。結局私がネットで調べて、口コミとか悪くなさそうなところを見つけたので、出張先の旦那に「ちょっと電話して、事前の申し込みがいるかだけ聞いておいて」と伝えました。

もちろん私もそれぐらいの電話は出来ます、だけど結局旦那がやったほうが早いしスムーズ。その電話で色々逆に質問されても困るし、それぐらいやって欲しいところ。時間にすれば5分もかからないことですよね、単なる問い合わせだから。なのに、でたーーーー!「Keine Zeit(時間が無い)」の言い訳。「仕事が忙しい、今も事務所にいる(夜20時ごろ)」との言い訳。いやいや、別に今しろと言ってないし、朝は8時から開いてるから出勤前にでもちょろっと電話してくれればいいし、会社に行く道中に歩きながら電話してもいいわけで。でも電話するときは部屋を閉め切ってメモを片手に真剣に電話しないと無理な旦那、なんでかなー。簡単なことなのに。

だけど、私もムカついたので、正直今は検診だって準備だって何だって私一人でやっているのが現状。産科の申し込みだって一人で行ったし。特に男性側は親になる覚悟とか自覚って女性よりありませんよね、だからこそ少しぐらい絡んで欲しいし出来ることはして欲しいので「それぐらいやってよ!」とお願いしましたけど、まあこれもきっと週明けも時間が無いとか言い訳しまくって結局私がすることになりそうな気がする。

ここまで人に任せておいて、パパやママの立会いの話とかに関しては何も知らないのに「気にしない気にしない、なんとかなるよー」なんて言い出したら、次こそ私、キレそうです。