Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆ドイツ生活12年、ついに、ついに!!

ドイツ生活12年、ついに、ついに、ついに!!!!!

 

やりましたよーーーーー!

 

 

インロック

 

 

ええ、鍵を持たずして外に出てしまい、締め出しの刑にあいました。ドイツの玄関はホテルのオートロック状態なので、必ず鍵を持たなければなりません。もう慣れればどうってことないんですけどね、今まで締め出されたことも1度も無かったし、優秀なドイツ生活を送ってきてたのに、、、、ついにやってしまいました・・・・。

 

 

 

 

ハイツング噴き出し事件からの、リビングに巨大な穴があいたあの日、朝から来ていた業者さんがようやく15時に帰りました。

 

娘の幼稚園がお休みだったので、色々遊びたかったけれどもう仕方ない、お兄ちゃんが帰ったら買い物に行こうね、と約束をし今か今かと終わりを待ち、ついに終わったー!と買い物に出かけました。

 

そして家に戻ってきて、地下のケラーでちょっと作業がしたかったので、いつもならテレビでもつけていれば家の中で待っている娘ですが、工業用乾燥機が設置され家の中がうるさくて、私の作業も時間がかかりそうだったので一緒にケラーに行くことにしました。

 

ケラーで食べても良いということでお菓子を手にワクワクした娘と玄関を出たその時・・・扉が閉まってしまった・・・。えーーーーー!

 

うちはアパートなので、扉が閉まってもとりあえずまだ建物の中にはいます。ふきっさらしの外に締め出されたわけではないものの、その時点でまだ16時半。旦那が帰ってくるまで2時間はまだあるだろうか、廊下で2時間待つ?娘と??いやいや無理無理ー!

 

私、娘、娘のお菓子、私のスマホ

 

これだけ持ち出してます。幸い靴も履いてます。

 

車の鍵を持っていたら車でどこか(思いつくのはIKEA)に行っても良かったんですけど(あ、無免許か・・・お財布も必要か・・・)、車にも乗れない。

 

 

 

 

とりあえず旦那に電話をしたら、すぐに帰れなくはないけれど、ガビさんのところに行ってみたら?と。カビさんと言うのは、うちの階下に住むお兄ちゃんの大家さんで、うちからすぐの同じ通り沿いに住んでいます。

 

そこのガビさんは防犯システムの会社の社長さん、なので鍵を開けることが出来るのです。そこのガビさんに頼んで開けてもらったらどうか、お金は後で払うからと言ってお願いしてみたら?と言ってきました。

 

ドイツでこのようにインロックになってしまった場合、鍵屋さんを呼ぶ必要があるのですが、その時の値段は曜日や時刻もですが、その鍵の種類によって値段が違うらしく、うちの鍵はかなり防犯に強い鍵にしているので、つまりこういう時、高くつくわけです。200、300ユーロとかかかるんじゃないだろうかって旦那も言ってて、とりあえずガビさんに相談に行くことに。

 

ガビさん、そういやさっきスーパーに行く時に道ですれ違って、水漏れのその後の報告をしたので、おそらく家にいるはず。

 

着の身着のまま(上着無し)、寒い外を走ってガビさんのおうちへ。

 

 

 

ってかさー、そもそも「インロックになってしまった」って、ドイツ語でなんていうの???なんと説明したらいいのか??ってな感じです、とりあえず向かったら出てきてくれて、「まずは入りなー、寒いからー!」とすぐに家に入れてくれて、事情を話したら、今ガビさんは仕事ですごく忙しくてまだ働かないといけないから、ちょっと待てる?と言われ、リビングに案内してもらい、ジュースも出してくれて、テレビも付けてくれて、自分は仕事部屋にいるから好きにしててー!と言ってくれて、暖かい部屋で待たせてくれました。

 

そうこうしているうちに奥さんも帰ってきて(奥さんは私と同い年で話しやすい)、娘が来てることを喜んでくれて、「うちは男の子だけだから、もう可愛くって~」と色々と可愛がっていただき、娘も調子こいて「お絵描きしたーい!リンゴ食べたーい!」とかわがまま言うし・・・。

 

もう自分の家のようにくつろいでました。

 

f:id:miyabi2:20191119063106j:plain

 

旦那にはガビさんのところにいると伝えたら、「じゃあ仕事してから帰るわ!」と早く帰るつもりも無くなったらしく、結局1時間半ほどガビさんのところでお世話になりました。もう旦那も帰ってくるからガビさんに開けてもらう必要もないし、奥さんと話してたらすぐに時間もたったし。

 

ほんと、ここの家庭の皆さんがいて良かった・・・。

 

 

 

 

最悪、スマホはあったのでタクシー呼んで友達の家に行くとか避難手段はいくつか頭に浮かんだので何とかなったとは思うのですが、一番近所でなんとかなったので助かりました。ってかスマホがあって良かった…。

 

ガビさんのところで待っている間、奥さんが「何か食べる?」と聞いてきました。時間は18時半ごろ、この時間帯だともう夕食になる。ドイツだしパン、サラミとかかな、いや、パスタとかかな?とか思いつつも、「もうすぐ旦那も戻ってくるし大丈夫ですー」と言う私の横で「Hunger!!(お腹空いた!)」と言う娘・・・。

 

じゃあ、ちょうど私達も食べる所だったし~と、出てきたのはミュズリーでした(笑)。

 

オートミールにリンゴとココナッツ、ヨーグルトが入ったもの。「あっ、美味しいクルミがあるのよー」と特別にクルミ付き!朝ごはんかよーーーってな突っ込みを入れたくなるけれど、ここはドイツ、ありえる。15歳の息子君と共にみんなでミュズリーを食べました(笑)

 

無事、旦那も戻ってきて家にも入れて一件落着。作業に立ちあって1日中何もできなかった上に業者のお兄ちゃんが帰ってからの貴重な時間が結局何もできぬまま終わりました・・・チーン。

 

教訓:家の鍵は誰か信頼できる人に預けるべし

 

パパとママがいたときには実家に置いてあったんですけど(まあ、置いてはあったけれどいざという時には見つからなかったのではないか?と思われますけど↓)

 

 

www.livingingermany.me

 

友だちにお願いしておくか、それか建物の玄関扉は開くので(住人がいたら誰かが開けてくれる)、家の扉の鍵だけどこかに隠すとか?いやいや、植木があるわけでもなし、隠すような場所もなーい。いざという時のことをちょっと考えないと!