家に閉じこもって早1週間、そろそろこの地域にも外出禁止令が出そうだな・・・ということで、急いでホームセンターに。
いつもは3カ所入り口があるのですが1カ所に制限されていて、そこで入場制限。この白い枠に同行者ごとに入ることが可能です。
10分も待ちませんでしたけどね。レジにも透明の板が店員さんとお客さんの間に設置されていました。
さて、先日の出来事。
旦那が買い物に行くというので、餃子を作ろうと思い「白菜」をお願いしました。でも白菜はいつも置いているわけでは無いので、もしなければキャベツを買ってきてー!と伝えました。
"Spitzkohl"を買って来てね、とキャベツの種類まで伝えたのに、買ってきたのは・・・
ええ、Weisskohlです。
これ、ドイツ生活初心者がやるミス。ドイツ人がミスってどうすんねん??
このキャベツ、めーっちゃ固いあのキャベツですよ!日本のキャベツに一番似ているけれどこのままじゃ食べられないやつ!このキャベツ談は来独してかなり早い時期に教えてもらえたことなので私は間違って買ったことがありませんでした。ドイツ生活14年目に入ろうかというこの時期にこれに出くわすとは・・・。
この固いキャベツはザワークラウトとかに使うらしい。そのままでは固くて無理、お好み焼きとかにも最悪・・・という噂のキャベツ。
でもね、この初心者あるあるをしている人がたくさんいるから、それなりの失敗談と活用法もごまんとあります。
ということで、「とりあえず丸ごと煮る、それから通常通りの方法で」というヒントがあったので、芯をくりぬき煮てみました。芯なんて固くてくりぬけません・・・。
うちで一番デカいお鍋にも入りきらず・・・途中で回転させました。
でようやくそこからキャベツとしての人生がスタート。とはいえ湯がかれているのでしゃきしゃきではない、でも食べると固い、そんな状態。
今まで一度も作ったことのなかった「ロールキャベツ」にトライ。たねを巻くのも全くキャベツが破れる心配がないほど頑丈(笑)。
そこから、ロールキャベツの規定時間以上に弱火で数時間煮込みまして、最終的に出来上がったロールキャベツは・・・
「びーっくりするほど美味しかった!」
旦那が、「なにこれ!?」というほどのお味!でもそれはキャベツの力ではなく茅乃舎の野菜スープのおかげかと・・・。
でも本当に美味しくてびっくりしました。娘もペロっと食べました。
翌日、千切りにしてフライパンで炒めてみましたが、食べられるけれどまだ固いなあという感じです。キャベツの味がしっかりして美味しいことは美味しいので、使い方によってはすごく活きると思います。トマトスープでクタクタに煮込んでスープにしたら美味しかったです。煮込み系には使えるかな。
まさかドイツ人がこんな初心者ミスをやるとは思いませんでしたが(っていうかキャベツの種類も知らない男・・・)、これも時間がある今だから「まあ仕方ないかー」と許せたけど、これ忙しい日々で間違って買ってこられたらイライラしてたことでしょう・・・。