たった1回の娘の誕生日会で、こんな何日にもわたって語れるようなめんどくさい出来事。
既読スルーの翌日、幼稚園に行く娘に「Pちゃんママから私も行っていい?とか聞かれても絶対Ja(Yes)って言わないで!」って言いました。娘に直接交渉しそうな気もしたので。
娘は「子どもたちだけでやりたい」と言っています、これは本当。ママ無し!ってずっと言っていて、幼稚園は基本的にママ無しなのでそれは当たり前だから大丈夫よって言ってたけれど・・・。娘もこの展開を横で見ていて、「ごめんね、Pちゃんじゃなくて違う子にしたらよかったよね」と謝る始末。
「謝らなくていいから、とりあえず先生に言われてもJaとは言わないでおこう、ママは無しでやりたいの!って言っていいよ」と伝えました。
娘のことは旦那に連れて行ってもらいました。幼稚園でPちゃんママに呼び止められた旦那。(これ、薄々というか完全にこうなると想像してました、なので私はあえてその日は送って行かなかったのです、でも旦那を捕まえたことにびっくり)
旦那が言われたのは、
娘は1人になるとだめなのよ、私の姿が見えなくなると泣いてしまうの、だから一人では誕生日会に行かせられないわ!あなたの奥さんにも言ったけれど、私が行けるなら喜んで参加するわよ・・・・あと、今日の(1日前に遊ぼうという)誘いも断ります!
長々と聞かされたそうです。とりあえずYesともNoとも言わず戻ってきました。
はぁぁぁぁぁぁ、めんどくせーーーーー!旦那は帰って来るなり「なんやねんアイツ・・・・もうマジで絶対来るな!!!」と怒ってました。うちの旦那、人のことを嫌いだと言ったり、否定したり、そういうこともあまりしない優しいというかのんびりしたタイプ。変な人でもうわべだけでも上手に付き合うタイプ。その旦那が言うぐらいですからね。
Pちゃんママの話すドイツ語のニュアンスとか、私以上に伝わってるからこそ余計に腹が立つのかも。
どうするよ・・・。昨日のメッセージ、なーんも伝わってなかった・・・。ふぅぅぅぅってため息しか出ない。なんでうちの娘の誕生日会なのに、こんな奴に振り回されないといけないのか(奴呼ばわりですみませんが、本当にそんな気持ち)。
ここはもう潔く「No」と言うしかないかな、でも娘の幼稚園の先生だしな・・・とその辺の考えがぐるぐる回る、もういっそのこと3時間受け入れるか!?いやいや、やっぱり嫌。せっかくの娘の誕生日会なのに何で私が嫌な思いしてまでやらないといけないの?主役は誰よ?って感じです。
その日、私はお休みで日本人の友達からIKEAで大型家具を買うのに付き合ってほしいと誘いを受けていました。旦那さんがドイツ人で、先輩ママでもあり数々の修羅場をくぐってきた彼女ならば、何かアドバイスをもらえるかも!うちの旦那も、彼女に相談してみなよ、って言うぐらい、なんとなく彼女なら答えを見つけてくれそうな気がして。
そしてIKEAで相談。状況をわかってくれて、彼女からのアドバイスは
・娘はママ抜きでしたいと言っている
・私は娘の希望に沿いたいと思っている
とハッキリ言っちゃいな!ドイツ人相手にはそれぐらい言っちゃっても大丈夫だから!
その上で、一つ提案なんだけれど、と続けて
明日、誕生日会前に幼稚園にうちの娘を迎えに行く時に招待している他の子も一緒に連れて帰るのでPちゃんも一緒に来ないか?同じクラスの子だから楽しく付いてくるのではないか。もしその時点で嫌がったら無理にとは言わない、あなたの仕事が終わった16時半に一緒に来てもいい(そうなったら最後の1時間ぐらいはPちゃんママを受け入れようと妥協)、でももし14時半に一緒にうちに来て、友達と仲良く遊んで何の問題も無ければその時はあなたに連絡するので、みんなと同じ18時に迎えに来て。うちは旦那も家にいるから、もしPちゃんが泣いちゃったり帰りたいと言い出したらその時は連絡するし、あなたの家に連れて行ってもいいし、(まだ勤務中の)あなたのところに連れて行くこともできる。
そう提案してみたら?と。友達曰く「完全にNoって言ってしまうのはちょっと厳しいだろうから、歩み寄ってみては?ここまで言ってさすがにそれでもNoとは言わないでしょ」と。
とりあえず読むか読まないかは別として、まずはメッセージを送っておこう!早めに送っておいて損は無いと思う、ということで打ち始めたのですが「貸して!私が書いてあげるよ!」って私のスマホにスラスラ入力してくれて、それをまず旦那に送信。旦那もこの内容に納得して、ちょっと文章を訂正してくれて完成。そしてPちゃんママに送りました。
が、一向に読まれない(まあ勤務中ですからね、昼休みに読んでもらえないかな?とか期待したけど)。
結局、娘を迎えに行く時間まで読まれることはありませんでした。
私は友達がくれたアドバイス、本当に本当に助けられて、これが一番の解決方法だと思ったし、泣きそうに嬉しかった。友達はいとも簡単に「こうしたら?」って言ってくれて、もう救世主のようでした。ホント、こういう海外生活は友達に支えられて成り立っているとつくづく思います。
そして私がPちゃんママと幼稚園で直接対決をすることになったのです。
つづきます。
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