毎年書いていますが、クリスマス5週間前の週末はTotensonntagと言って我が家ではお墓参りに行く日。その日が終わったらクリスマスの飾り付けがスタートです。
主要なクリスマスマーケットもそのTotensonntagの翌日から始まりますよね。
今年はミュンヘンやドレスデンなど急遽キャンセルになったりして、2年ぶりに開催されることを楽しみにしていたのに、コロナの影響で開催されないクリスマスマーケットもたくさんあります。すべて準備を整えて急遽キャンセル、とか残念でなりません。
フランクフルトはワクチン証明などを提示することで参加できるようになってスタートしましたが、いつまで開催されるのかちょっとドキドキ。急にキャンセルもあり得そうだし。
今年は混雑を避けるためにいくつかに分散して開催されています。中には２G（ワクチン済みか回復済み）の人しか入れないエリアもあります。
5年前にベルリンのクリスマスマーケットにトラックが突入するというテロがありました。あれ以来クリスマスマーケットでは、大きなコンクリートのブロックが置かれ、車などの侵入を防ぐようになりました。
もみの木で飾られたりと少し印象を和らげていたりもしますが、警察官が巡回しているのも今まで以上に目につくし、楽しくて幸せな感じと、物々しい感じが融合したようなそんなクリスマスマーケットになっていたここ数年。
今年は今年でまた物々しいというか、心から楽しめないそんな苦い感じもありつつ、でもいつも通り楽しみたいという気持ちもありつつの複雑な心境。
我が家の飾りつけも少しずつ始めました。一気にやってしまうと旦那がうるさいので少しずつ。
ヘルンフートの星をキッチンとダイニングの窓に。
ドイツに来てすぐのころに、通勤途中に通る家の軒先に赤色のヘルンフートの星を飾っている家があって、それ以外のイルミネーションは何もなくてただ赤い星がポッとついている風景がなんかすごく好きで、毎年楽しみにしていました。
それを真似て買って以来、我が家もこの時期はキッチンの窓にポッとつけています。階下のお兄ちゃんがエレクトリカルパレードみたいなキラッキラのイルミネーションなので、それに反してめっちゃ地味（笑）。でもそれが余計に際立つ感じです。
うちの星を見た人が「あー、今年も出たなー」って思ってくれていたらうれしいな。
後はリビングの階段にもキラキラを。
これは昨年から始めましたが、我ながらすごく好きな感じ。実際はもうちょっと暗いのですが、気持ちが柔らかくなるような光です。
クリスマスに向けて少しずつ家を飾っていきたいと思います。
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