結婚式のお花問題、彼の両親もやいのやいのとうるさく、
とりあえず教会の鍵を持っている地元のお花屋さんに行ってきました。
お花屋さんというより、家の軒先でお花売ってますみたいな感じで
お世辞にもおしゃれとは言いがたいお店ではありましたが、
地元の人がひっきりなしにやってくる小さいけどにぎやかなお店でした。
彼も小さいころ何度も行ったようで、店主さんのショッパーおばさんは
小さいころからずっと知っているそう。
そういう昔から知ってるお店ってなんか素敵だな~と。
ショッパーおばさんは、70歳ぐらいでしょうか
お花屋さんらしからぬ、どっちかというとパン屋さんとかにいそうな感じの
おばさんですが、きっともう大ベテランなんだと思います。
まずは店の軒先で話し合い。
「Hochzeit(結婚式)」と書いて輪ゴムで止めてある写真の束を見せてくれました。
「結婚しましたはがき」も混じっていて、いろんなカップルの写真があったのですが
(きっとブーケを作ったんだと思います)、「半分は離婚してるわ」なんて言いながら
大笑いするショッパーおばさん。面白いおばさんです。
いくつか写真をみせてもらったものの、
イメージが沸かずにいたら「教会には入ったことあるの?」という話になり、
3年ぐらい前にクリスマスのときに1度行っただけで
牧師さんの話に船をこいだこと意外、正直何も覚えない・・・と言ったら
「ならば見に行こう!」ととりあえず教会に行くことに。
さすが鍵を持ってると違います(笑)
とっても小さな教会です。
ですが、結構多くの人がこの教会で結婚式を挙げたいみたいで、
問い合わせはたくさんあるけれど、ほかの町の人は断っているそうです。
またその町に住んでいても、教会税を払っているか、とか
この教会でTaufe(洗礼)を受けたとか関係がある人だけに限られているそうです。
なんと1145年設立!とっても古い教会です。
いたってシンプルで
目の前にお庭がありますが、お墓もあります(笑)
そして、中はこんな感じ。
椅子も5列しかなく、30人入れば一杯という感じ。
この椅子の端っこにお花をつけるのですが、
出来ることが結構限られているのよ~とのこと。
上に載せた木の扉の写真は教会の入り口ですが、重要文化財に指定されているので、
釘もさせないし、引っ掛けるところも無いから何も出来ないそうです。
椅子の端っこに飾るお花と、祭壇に飾るお花が必要だそうです。
椅子に飾るお花はひとつ500円程度。祭壇のお花も4000円ぐらいかな、と。
笑えるぐらい安い見積もりのお花屋さん。ドイツはお花が安いとは言いますが、
日本だったらうん万円とられそうですよね、教会のお花となると。
真剣に説明してくれるショッパーおばさん。
おばさんに任せておけば大丈夫な気がします。
ブーケの色は、お花は何?と聞かれたのですが、まだ決めてないというと、
結婚式の3日前にお花をオーダーするので、それまでに教えてね!とのこと。
ブーケの色を使ってもいいし、何にでもあう葉っぱ系の緑色をメインにしてもいいし、
何とでもなるから大丈夫よ~!とのこと。っていうか3日前でOKって・・・。
ブーケと車のお花は先日のパワフルおばさんのお花屋さんにして、
教会はやはりこのショッパーおばさんに任せることにしました。
とりあえず教会のお花はこれでOK!
でも、教会はまだまだ先が長いです。
牧師さんと会ってお話も聞かないといけないし、
この教会の牧師さんたちは夏休みなので、
牧師さんだけでなく、鐘を鳴らす人とかも調達しなければならず、
これまた気が焦るのですが、ゆったりとしている彼。
てっきり牧師さんの予定を抑えているので大丈夫かと思いきや、
まずは教会に連絡して、結婚式の申し込みをしなければいけないらしい。
出生証明書などを用意して申し込みをするんだとか。
それすらやってなくて、先週電話したばかりです。ホント、大丈夫なのか・・・。
教会関係はさすがに私は何も知らないし、何にも出来ないので心配です。
でも、今日は教会も見れたし1歩前進です!
この後パーティ会場のミーティングに行きました!また報告します。