ドイツに来てからかれこれ数回、男女混浴のサウナに行きました。
初めて行ったの完全な「サウナ施設」で
更衣室からして男女一緒なことに衝撃を受けました・・・。
タオルは「サウナで汗を吸収するために体の下に敷く用」であって、
体を隠すものではなく、っていうかみんな真っ裸で歩いているので、
もう隠すことすら忘れちゃう、みたいな。
隠していると余計に挙動不審のような、不思議な空間です。
ドイツのサウナは温度が低めで、スチームサウナとか
アロマサウナとか色々あって、
日替わりでアロマが楽しめる「本日のサウナ」なんてのもあります。
初めて行ったサウナだけのところは
サウナが20種類ぐらいあって、真ん中に屋外プールがあって、
サウナでほてった体をプールで冷やす感じでした。
雪の日だったのに、サウナ⇒プール⇒サウナってやってると
屋外でも散歩できちゃうほど温まりました。
その後数回行った混浴サウナは、サウナ施設ではなく
プールが併設されてサウナコーナーがついてるところ。
プールは水着着て、サウナコーナーの入り口で水着を脱ぎます。
混浴のサウナって慣れればたいしたこと無いですが、
やっぱり目のやり場に困るし、なんたってアジア人には会いたくない。
みんなドイツ人であれば、もう彫刻見てるような感じで
いやらしさもないのですが、アジア人はどうしても生々しく・・・。
そんなドイツはフィットネスジムのサウナも混浴だったりします。
やっぱり私は混浴だと落ち着かないので、女性のみがいいです。
昨日まで行っていたジムは、女性専用サウナもあって、
かつ混浴サウナもあるところだったので、良かったのですが
男性は混浴しか選べないようでした。
ジムではウェルネスゾーンというのがあって、サウナなどがあり、
もう一枚扉があってそこからは男女MIXになっていました。
女性の更衣室からプールに行く場合、
その2枚目の扉を開けて10メートルほどのMIXゾーンを通る必要があり、
毎回通っていたのですが、たった10メートルでもやたらと裸に遭遇(笑)
プールの入り口に「Kein Nacktzone」と書いてあって、
勝手に「Kein Nachtzone=夜は禁止エリア」と理解して
あれ?プールは夜使っちゃ駄目なんだ・・・と思っていたのですが、
Nachtではなく、Nackt=裸、つまり「裸エリアではありません」ということで
プールは裸では駄目ですよ、と言う意味でした(笑)
ドイツ人いわく、サウナなどはリラックスする場所であり、
そんな変な気を抱かないところなので、
そこで見る異性の裸はなんともないんだとのこと。
まあ、確かに慣れるとなんともありません。
じろじろ見られてる感もありません。
だけどだけど、本当に「リラックス」だからって割り切ってるのかな・・・。
ちょっと話はそれますが、テレビで放映する映画など、
裸のシーンがあっても一切モザイクなしです。
夜22時?だかを超えると許されるらしく、
映画の最初に「18歳以下禁止」というようお知らせ(16歳だったかも・・・)が出ます。
こればっかりは今でも衝撃的です。
また、いやらしい意味ではなく真面目な番組として、
男性のモノの大きさが、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど
大陸ごとでどのように違うか、みたいなデータと共に
なにやら色々解説している番組なんて、映画以上に衝撃的でした。
結局のところ、そういう異性のヌードに関しては
寛大であり、オープンであり、街を歩いてる女性達も
真夏なんて下着ですか?って言いたくなるような服のときもあるし、
そもそも見慣れているのか、そういう文化なのか。
ドイツには基本「痴漢」とかいません。
電車の痴漢の話をすると「うそでしょ~?」みたいな反応をされます。
夜道で襲われるのも男性が女性を襲うというよりは、
金目のものを目当てに襲われるほうが主流(ほとんど聞きませんが)。
そういうオープンな社会のほうが、結果として性犯罪などを減らすのかもしれません。
国が変わればホント全く違うな、と思う分野です。