ドイツの学校には基本的に「プール」はありません。(私立とかであるところもたまにあるらしいけれど)。しかも低学年ではプールの授業すらありません。
水泳と音楽はプライベートでコースを受けるなり習い事をすべし!という感じらしいです。確かに水泳に行っている子はたくさんいます。
ただ、今はコロナの影響で一旦ストップしていた水泳コースの申し込みが殺到しすぎていて、それでなくてもコロナ以前から長いウェイティングリストだったのがもうものすごいウェイティングで、ほぼコースは受けられない、という状況みたいです。
さて、そんなドイツの学校の話。
プールの授業の際は近くにある地元のプールに通います。
私も朝活でプールに行きますし、それ以外のプールにも平日に行くこともありますが、大抵毎日どこかの学生が授業として来ています。
朝活で利用しているプールは、プールの授業やスイミングチーム用に別棟があり25mプールや更衣室があるのでそこを使っているので、通常営業のプールに影響はありませんが、同じ建物なので施設の管理などはまとめてやっている様子。隣町のプールは5レーンぐらいある中の1レーンを授業で使っています。
プールまでは歩いてくる学校もあるし、マイクロバスみたいなので来るところ、市バスが貸し切りになってくるところ様々です。「プール行き貸し切り!」とか書いてるバスがたまに走ってます。
日々これを目にしていると、あれ?日本ってなんで学校ごとにプールがあるんだ??という疑問が浮かんでくるのです。
ドイツスタイルの利点
・プール、更衣室などのすべての施設を学校が所有&管理する必要がない
・屋内プールなので季節を問わず使用できる
・バス会社や市バスと提携して地域の事業活性にもつながっている
・プールも利用者が少ない平日の時間に有効活用できる
かな、と思うのです。でもこれってすべて日本でも置き換えれそうな気も。
もちろん日本はドイツほど「どの町にも1か所はプールがある」みたいな状況でもないですし、学校数に対してプールが少なすぎる、そもそもプールがない、ということもあるかもしれません。でも、学校ごとに所有しておくのって結構大変だと思うんですよね。昔、学校でプール掃除とかしたのが懐かしい。
友達にこの話をしたら、日本は貯水の目的で学校のプールがあるはずでは?とか、ドイツは水が高いから、学校ごとにだともったいないとか?
と、いろんな意見が挙がりましたが、多分お互いにお互いを知らないというか、ドイツは日本で学校ごとにプールがあると知ればびっくりするだろうし、日本はドイツの合理的な部分にびっくりするだろうし。
まあ、ほんと色々とドイツの生活は合理的にできてるな・・・と感心します。
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