Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆医療や教育に関するお金のはなし

2月に骨折した娘の腕はすでにすっかり完治していて、でも成長期なので3か月後にもう一度見せて!ということで、その予約だけが残る今日この頃、思えばこの骨折でも病院で1ユーロも取られていません。保険がカバーしています。

 

もちろん娘だけでなく私たち大人も通常の病院の受診ではお金を払うことはありません。私の場合は、年に1回の婦人科健診でのオプション検査(マンモとか)、歯科検診で1年に1回は保険がカバーしてくれるクリーニングを年2回やっているのでそれを1回分負担するとか、歯の詰め物で保険がカバーしない時があるのでちょっと負担してくださいとか(せいぜい20€とかその辺)。

 

基本的に医療費は保険でカバーされています。

 

学費も同様。公立小学校に通う娘ですが、学費は不要です。支払っているのは学童の費用(+お昼ご飯代)、小学校はお昼で終わるので学童に行かない子は家でお昼なので給食などもありません。これが5年生以降の高等教育となっても同じと聞いています。

 

ちなみに習い事も安い。プライベートなところに通えば別ですが、スポーツとかで地元のチームに入っている場合は、年間でも数千円というレベルのところが多いです。うちは娘のダンスは年間2000円ほど。年間です。

 

塾なども基本的には行きません。学校の勉強についていけない子をサポートするNachhilfeと呼ばれるものはあるらしいのですが、日本の感覚でいう塾などはありません。お友達の習い事で多いのは、水泳、乗馬、バレエ、男の子はサッカーとかかな。

 

医療と学費が実質不要なのは本当にありがたい。もちろんそれは私たちの税金で賄われていますし、その分税金も高いけれど、お金持ちじゃそうじゃないとかでの差別がないこと(健康保険は公的ではなくプライベート保険というのがあって、病院とかで色々と優先されたりもしますけど)、特に学校などの学問においては家庭の裕福度合いで差別されたり大きく変わることはありません。(もちろん私立の学校もあります)

 

そりゃ、給料のうち半分を税金で取られていくような状態ではありますが、一方で病気をしたときにお金のことで心配しなくていいことなどは本当に助かります。また子供の成長と自分の収入や定年などを大きく意識することも不要です。

 

ちなみに、最近出産一時金を上げるみたいなニュースが日本でありましたが、出産に関しても支払いはありません。うちはファミリールームで旦那が宿泊した分が少し取られたぐらいです。妊娠中も最低限の検査は全て保険がカバー。有料オプションでいろいろ加えることはできますが。

 

ドイツでの生活も長くなり、こういう社会のルールに慣れてきてはいるけれど、たまにふと人生の安心感みたいなのがあるよなーと思うことがあります。うまく言えないのですが。

 

 

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