右も左も知り尽くしたフランクフルトのクリスマスマルクト!
一見、どのスタンドも同じに見えるグリューワインですが、
結構違うものです、美味しいスタンドも隠れています!
まず、そもそもグリューワインって??
いわゆるホットワインですが、暖かい赤ワインに
オレンジ、シナモン、グローブ、砂糖などなどが入っています。
ラムなどを足して飲むことも出来ます。
アルコール度数まではわかりませんが、体が温まってほっこりします。
主流は赤ワインですが、白もあります。
多くのクリスマスマルクトのグリューワインスタンドでは
すでに上記の材料が混ざった完成品を暖めて販売しています。
この時期はスーパーなどでも、瓶入りのグリューワインが売っていて
家で暖めればそのまま飲むことも出来ます。
グリューワインに入れる香辛料などがセットになったものなどもあって
好きな赤ワインに好きなものを入れて手作りのグリューワインを作ることも可能。
クリスマスマルクトなど大量に消費するようなところは、
暖めるだけというのがほとんどなのでどこも同じ味がします。
でも、探せばちゃんとあるんです!いちから作っているところ。
甘さが控えめだったり、ワイン自体が美味しからか味が全然違います。
田舎の小さなマルクトなどは手作りのグリューワインも多いですが、
フランクフルトのような大きな街にもしっかりあります!
それは、メイン会場であるレーマー広場から、大聖堂に向かって歩くと
U-bahnのDom/Roemerの駅があります。
この駅の階段↑↑の目の前
この写真で言うと左がSchirnミュージアム。この右側の建物の中というか屋根の下。
そこに3つほどワインスタンドがあります。
WinzerワインやDornfelderといった有名な地域のワインによるグリューワイン。
私はDornfelderを飲んでみました。
メインの会場で使われているカップとはまた違ったもの
何も書いていない透明なグラスもありました。
味が全然違います!甘すぎずすっきりしています。
自分でオレンジなどを足すことも可能です。
ちょっと一本入ったところなので、人が少なくて、
このスタンドだけを目指してくる地元の人たちという感じで、観光客も全然いません。
特に今年は工事をしていて、例年出ていたスタンドが
Hauptwacheに移動したこともあり、お店が少ないエリアで寂しいほど。
大聖堂側からアプローチすれば大混雑のレーマーを通らなくても
たどり着くことが出来るので、時間の短縮も可能です。
今日は家の近くの町でマルクトが開催されています。
小さな町は、たった1日だけの開催です。
大規模なマルクトと違って、華やかさには欠けますが雰囲気はいいですよ。
時間があったら行ってみたいと思います。