昨夜のサッカー、すごかったですね・・・。
こんなのはじめて見ました。Spiegelのサイトから写真を借りました。
1部、2部リーグの入れ替え戦、
結果はデュッセルドルフが勝利して1部昇格を決めたのですが
試合終了1分前に、観客がフィールドに出てきてしまって試合ストップ。
選手も避難して、あと1分で終了でデュッセルドルフが15年ぶりの
1部復帰決定というのに、試合を止めてしまった空気が読めなさ過ぎるファン達です。
対するヘルタのチームも火炎瓶を試合中に投げ込んで試合中断。
こんなに警察や機動隊が待機してたの!?というほど大量のセキュリティー人員。
結局かなり長く中断した後、協議にかけられ(こういとき専門の協議委員みたいな人が
ちゃんといるらしいです)、2分間だけ試合をすることになり、
でも、ファンが座席に戻るのが前提。急いで戻るファン達。
でも思い出に芝生を掘って持っていったり(ebayでも売るのか・・・?)、
はちゃめちゃな試合でした。
もちろん正式に試合が終了したときもファンが出てきて、選手は即避難。
もっとフィールドで喜びたかっただろうに・・・。
最後VIP席?のところから出てきましたが(きっと品の良い方々ばかりなのでしょう)
1部昇格ってのはそういう喜び方になるんですかね、いつも。
芝生はどんどん掘り起こされ、ゴールネットは切り取られ
避難遅れた選手はもみくちゃにされ(パンツ1枚になってた選手も)
ゴールのポールは人が乗りすぎて折れてしまい危ない危ない・・・。
それにしても、たった1分が待てなかったんですね・・・。
15年も待ったのに1分で駄目になっちゃうなんてそんなに悲しいことは無いのに!
あのままだったら再試合にもなりかねないし・・・。
最後2分間だけ試合をすることになったときも、勝っているデュッセルドルフチームは
フィールドに戻ってきましたが、ほぼ2部降格決定のヘルタは出てこず・・・。
審判が説得に行ったりと試合そのものより、この荒れ模様にドキドキしながら見ました。
ドイツ人って比較的おとなしい民族だし、
私は思わないけど、日本人とも似てるみたいな表現も使われます。
でもこういう時のアグレッシブ感はやっぱり違う・・・。