飛行機に乗る時、日本とドイツの違いが面白い!
私がドイツで乗る飛行機は小さ目の飛行機が多く、主に3列x3列のタイプ。
通路が一本しかないので、乗り降りには時間がかかります。
でも時間がかかるのは通路が一本しかないという理由だけでは無いと思います。
気になったので意識して見ていました。
そして前回の沖縄旅行などで日本で飛行機に乗る機会に観察していたら色々違いがあることに気づきました。
まず、体格の違い。
ドイツ人は大きいので通路に一人が立つともう通れなくなります。
日本人ならお互いがちょっと避ければ通れることがほとんど。
また、日本ではみんなが後ろを気にして誰かいないかチラッと見てから
座席上の荷物入れに荷物をいれたりします。
人の流れが続く間は座席の隙間に入って一旦待ってから行動します。
まれに、気付かずに流れを止めていたら家族や一緒に乗っている人が「後ろ来てるよ!」と注意することも。
ドイツではみんな豪快に自分のペースで荷物を入れ、コートを脱ぎます。
その間は人の流れ、席に向かう動きが止まります。
後ろなんて気にしない。(もちろん稀に気にする人もいますが…)
しかも、座席に着く時には狭い足元を通るには座っている人が立ち上がらない限り奥には入れませんが
日本だと小柄な人だとちょっと膝をよけてもらえば入れることもあります。
そして、荷物。
ドイツのほうが、機内持ち込みの量が全体的に多い!
機内に持ち込むサイズのレベル感が違うのか荷物入れが満杯で場所を探し回る人がよくいます。
日本だとCAさんが気づいて場所を探してくれたりしますが、
ドイツでは自分で探さなければなりません。
その行動で通路をウロウロする人もいるし。
そんなこんなが重なって、ドイツでは搭乗ブリッジで待つことが100%!
搭乗ゲートは通過してもそこから飛行機に入るまでの待ち時間が必ずあります。
一方、日本では搭乗ブリッジで待つなんてことはあまりなくてスイスイ入れることがほとんど。
現に搭乗開始も軒並み出発30分前のドイツに対し日本は15分前とかが普通。
それでも乗り込めちゃう!
搭乗口の前も皆があらゆる方向から詰め寄って
人だかりが出来ていて列になるのは入口直前の5人ぐらいから。
日本は100mぐらいずらーっと綺麗に並んでいることもあります。
最近はコートがあるので、飛行機に入ったら
荷物の場所を探す(なかなか見つからない)
コートを脱ぐ、軽く折りたたむ
コートの場所を探す、入れる
席に着く(窓側ならば手前の人に立ってもらう)
と、とにかく長い。
こういう周りを気にしない感覚、クリスマスマルクトでも同じです。
列なんて無いし、通路なんて感覚なし。
みんな好き勝手に立って話してる。それが混雑の原因だなんて全く気にもせず。
もうちょっと他人の事を考えては?って思ってしまいます…。