そして世界最古のマルクトへ。
フランクフルトから電車で5時間ほどの旧東ドイツの街、ドレスデン。
夏に一度行ったことがありますが、クリスマスは初!
誰に聞いても素敵だというドレスデンのマルクト。一度行ってみたくて計画しました。
が、ドイツ国内なので旅の計画は旦那に任せたのですが、
いつも通り行動が遅く一週間前で何も予約をしていない状態。
ドレスデンのマルクトは有名だからかホテルがびっくりするほど満室か高額!
土日月の2泊3日で土曜日の夜のホテルが全く空室なしでした!
車では無いからホテルはなるべく街から近い方がいい。
電車で30分のホテルなら許容範囲!と枠を広げても全く見つかりません。
2泊する予定でしたが私達の予算は最大1泊100ユーロ(えっ?安すぎ?)。
それに比べて無名なホテルでどこも軒並み1泊200ユーロ以上!
有名ホテル系列などは300~400ユーロでしたよ!
最近仕事で利用するMotel Oneの空室状況が日々かなり変わるのに気づいていたし、
ずっと満室表示のMotel Oneを懲りずに毎日チェック、そして遂に予約できました!
ちなみに1泊69ユーロです。週末は20ユーロプラスでしたので1泊は89ユーロでした。
しかもかなり街に近くて旧市街も徒歩圏内、最高の立地でした!
ホテルが見つかった瞬間に電車を予約してなんとか予算内に収めました。
ええ、結局私が全部手配しましたよ…。
そしてたどり着いたドレスデンは本当に綺麗でした。
よく観光パンフとかで見るきらびやかなマルクトそのもの!
一方でドレスデンには素晴らしい歴史的建造物がたくさんあります。
これを見るとビールを思い出す(CMに使われています)、オペラ座。
今回は2度目ですが、改めて素晴らしいと感じるフラウエン教会。
月曜日は行列も無く中に入ることが出来ました。
この色の使い方が本当に綺麗、日ごろあまり教会とかに興味の無い私ですが
ここだけは「うわー」って何時間でも見ていられるような教会。
このフラウエン教会は以下、Wikiからの抜粋ですが
第2次世界大戦で崩壊した教会は1993年から可能な限り現在の技術の助けを借りながらオリジナルに用いられた建材と設計に基づいて再建された。2005年に再建終了。瓦礫の山は記録され、再建には何百万もの石が使われた。8,500を越えるオリジナルの石が教会から回収されたが、およそ3,800が再建時に利用された。火災によるダメージと風化のため、古い石はより暗い色の緑青に覆われており、再建の数年後には古い石と新しい石の違いがはっきりと現れてくるであろう。
といわれる通り、教会のいたるところでこのようにオリジナルの石と新しい石が使われています。
上の全景の写真でもくっきりはっきりわかりますね。
しかもオリジナルの場所で使うなんて気の遠くなる作業だったんでしょうね・・・。
またこの約100メートルにわたる壁画、「君主たちの行進」。
25000枚のあの、マイセンのタイルが使われているそうです。
第2次大戦でほぼ破壊され焼けたドレスデンの町で、オリジナルで保存された貴重な存在。
隣のグループで説明していたガイドさんによると、
煤で真っ黒になったけれど陶器だったことで煤を拭き取るとすばらしい壁画が出てきたらしい。
ここは誰もが通る道沿いにあるので、雨も風も雪もふきっさらしですが
ここまで完璧に保存されている姿を見るとマイセンのすばらしさを見せ付けられた気分です。
(個人的にはマイセンの陶器に興味はないのですが・・・)
とにかくドレスデンは歴史的な重みのある町だな、と思います。
その町にクリスマスマルクトがとてもいい感じで融合されていました。
長くなったのでマルクトの話は別記事で~。