Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆Kurzarbeitにより労働時間が急激に減りました

コロナウィルスで大打撃を受けた経済。私の勤める会社も思いっきり影響を受けました。仕事も減っています。この先どうなるのか・・・。

 

海外で仕事を見つけるのは簡単ではありません。ましてや子供もいてフルタイムで働けるわけでは無いので、今の会社の仕事環境は本当に恵まれています。こんな状況で求職活動なんてなれば大変。この状況でこれからどうなるのか・・・。そんな心配ばかりの日々。

 

イースター前に会社から「Kurzarbeit」というシステムを導入するとの連絡がありました。日本語では操業短縮手当と訳されるようです。

 

今、ドイツの多くの企業で導入されているこのシステム、政府の援助を受けて今は厳しいけれど経済が戻ってくるまで熟練者を保有、労働者(従業員)を守る目的で、会社が潰れないように、従業員が路頭に迷わないように考えられた政府の援助です。(詳しくはこちら

 

ざっくりいうと失う収入のうち6割を政府が保証するという制度。例えば仕事がゼロであれば収入の6割が保証されます。子供がいたりするとその割合が少し変わるようです。

 

 

 

私の勤める会社は当面の間、労働時間を従来の半分(50%)にすることになりました。つまり従来の給与の50%は会社からもらえますが従来より給料が50%減ってしまいます。

 

減った給料のうちの6割は政府の援助が出ます。つまりざっくり計算ですが、私の場合、もらえるお金は従来の8割、仕事は従来の5割という感じです。

 

会社も給料負担は半分で済むし、従業員は給料は減るけれど働いている分以上の保障は受けられるという感じです。WINWINと言えるのかな。(そもそもWINなんていう経済状況ではありませんが・・・)

 

私の勤務先は4月からこの制度となりますが、それが決まったのが4月中旬。つまり4月の半分は普通に働いていたため、残りの4月の日数で月間の合計労働時間を5割にしなければならず、イースター後の勤務はたった3日で終わりです。突然出来た自由時間。

 

友だちと会ったりして楽しく過ごしたいけれど、それもままならない。家で過ごすしかありません。突然出来た自由時間、有意義に過ごさないといけませんね。