今年の夏は暑い日が少ないと思います。お天気はいいし、太陽も出ているけれどここ数年、ドイツの夏としては異常に感じるような猛暑が続いていたので、今年も覚悟をしていましたが、意外や意外さらっとした夏になっています。
気温が30度を超える日もあまりなく（これから来るのか・・・？）、今後もこんなお天気が続くようなので、このまま8月に入って秋になっていくのかな、という様子すら見受けられます。
コロナもあって近隣のプールもようやく始まった感じです。最初はプールもあまり安心して行けないかも、って思ってましたが、我が家としてはあれもこれもダメダメと言い続けるよりは、気を付けながら普通に生活して行こうという感じに。
ということで29度、晴れ！っていう予報だった昨日、地元のプールに初めて行ってきました。感染予防対応で入場数制限、事前予約になっているので、いいお天気で当日売り切れたらショック！と思って前日には予約しておきました。
なのに、その後天気予報はちょうどプールを予約した14時以降くもり予報に変わり、でも気温は29度近くをキープ。
これは肌寒いかも、という感じでプールに向かいました。そこのプールは朝、午前中、午後という3部に別れていて、オンラインで予約して支払い、住所の登録も済ませます。午後の部のオープンに合わせてプールに行ったのですが、入り口にはすでに長蛇の列。予約せずに入りたい人用の列とかもあるのかな？って思ったのですが、その入り口しかない。
結局、予約なしでは入れないので全員が事前予約していた人たち。その列に30分以上並びました。そこにいた時間が一番太陽が出ていて暑かった、暑いとは言っても汗は出ないぐらい。
QRコードを見せるだけなのに全然進まないなあ・・と思っていたのですが、私たちの番になってわかりました。入り口はおばさんが一人で対応していて、スマホで見せるQRコードをタブレットでスキャンするのですが、まず感染対策でアクリル板が貼られていて、そのアクリル板越しにQRを見せるように言われ、おばさんが持っているタブレットで読み込もうとするのですが、「あ、もう」「あ、まただ」「なんで」とかブツブツ言いながらなかなかスキャンできない様子。この調子じゃ列は進まないわ・・・という感じでした。
午後の部は800人に制限されていますが、ドイツのプールってみんながみんな水に入るわけでもなく、太陽の下で寝ているだけの人、ビーチバレーなどをする若者のグループなどなど、水に入っていない人も沢山います。
とりあえずプールに入ることにしましたが、もう寒くて寒くて足を入れただけで「無理・・・」という感じ。一応気温は29度ありますけどね。湿度もないし、風がふっと吹くだけで寒い！さらっと入って行く人も多いけれど、同じように「冷たい！」って入る勇気のない人も沢山。
少しずつ少しずつ中に入り、最後はもう勇気を振り絞って肩まで入る感じ。一度入ったらもう無理、出られない！という感じで、娘も唇を紫にしながらガタガタ震えてます。なんで周りの子たちは平気なの！？
そこのプールにはスライダーがあるのですが、待機の列が密になるので当面使用不可とネットには書かれていましたが、実際は使えるようになっていました。
らせん状になった階段でスタート地点まで行くのですが、例年そこは子供たちがずらずら並んでいるのです。今は感染予防対策で、階段には1人しか入れない。
結構な段数のある階段です、そこに1人ずつってそこまでする？というのが本音。そしてらせん状なので誰かいるのかいないのか見えにくい。そしてそもそも子供がメインなのでなかなかルールを守れない。階段の下にスタッフでもつけておけばいいのにそれはしてなくて、かなり離れたところから監視員がホイッスルを鳴らして警告しますが、遠すぎて何に対して鳴らしているのかわからない状態。
娘と何度かスライダーを滑り、スライダーだとそんなに濡れないし、最後も水の中にぼちゃんと入るタイプでは無いので、上半身は濡れないしまだ寒さはマシ。
結局最後は、娘と旦那が芝生でボールで遊ぶというわざわざプールに行かなくてもいいような展開（笑）
ドイツの「プール日和」ってなかなかハードルが高い。朝晩が寒いので水温が低いんですよね、ものすごく暑くてプールに向いているような日でも、水温は低かったりします。
今年、本当のプール日和はやってくるのだろうか・・・。娘もちょっと楽しみ切れなかったようで、もっとお水に入りたかったとのこと。
この夏は、屋内プールもあるプールに行くのが正解ですね。
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