来年の夏に小学校に入れたいのですが、未だ学校側から何の連絡も無し。ええ、もう夏休みに入っていますので当面、回答は期待できません。
この1年早く小学校に行きたいって話、一体ここからどうやって進んでいくのかよくわからなくて、先日園長先生に聞いてみました。
結果から言えば園長先生は1年早い入学反対派、そして「決めるのは親だけどね」というコメント。
まあ、ドイツ人の多くが早い入学を避ける傾向にあるとは聞いているので、園長先生も同じなのね、という感じで私たちの気持ちは変わりませんけど。
園長先生が言うには、ちゃんと正規入学の年まで待って、しっかり幼稚園に通ったほうが子供の心も成長するし、小学校に自信を持って行ける。自分も夏生まれの子供がいたけれど早く行かせるつもりはなかった、結果、入学の時には一番年上となり、とても自信もって通ったわよ、とのこと。
あと、うちの娘はまだ”Zart"だから、とのこと。Zartっていうのはお肉とかで「柔らかい」という表現に使うのですが、娘はそこまでちびっこではないですが、周りの子たちに比べたらガッチリはしてないというか、まだ柔らかいらしい。来年小学校に行く子たちの中に入ればやはり一番ちびっこです。ちびっこなりにみんなに向かって行ってる感じです、小型犬が大型犬に向かってキャンキャン吠えるような、あんな感じはありますけどね。
つい先日まで同じぐらいの体格だった子達が、突然ぐいーーーんと縦にも横にも大きくなった感じで、一人取り残されてます。でも娘もまたその「ぐいーーん」のタイミングが来るだろうし。
仲よく遊んでいる子はみんな今年か来年に小学校に行ってしまうので、やはり来年行かせてあげたいと思ってます。うちにもその子たちがたまに遊びに来ますが、それを見ている限り体格以外で差はそこまで感じませんが、何かやはり違うのかなあ・・・。
園長先生に言われたのは、通常ドイツ語を母国語としない親がいる場合、言語サポートをした方がよい子は小学校に行く前の1年間、ドイツ語サポートクラスを受講できるとのこと。このクラスの存在は聞いたこともあるし、通っていた子も何人も知っていますが、娘の場合、希望して1年早く行くからこのサポートクラスの受講対象外となるとのこと。
園長先生が見る限り、うちの娘はそのサポートクラスに行く必要はないけれど、それは小学校で面談があったときに出る話とのこと。もしそれが必要と言われたら、1年早く小学校に行くことは出来ないそうです。
小学校の面談でうちの娘が「来年の入園に問題なし」と言われたらあとは親の判断で決めればいいし、もし小学校の面談で「あれ？」という部分があったら幼稚園に連絡が来て日ごろの状況とか、たまたまその小学校の面談日だけそうだったのか、いつもそうなのかなどの意見を求められるとのこと。その連絡が来たら幼稚園もサポートする必要があるけれど、それ以外は幼稚園としては立ち入ることでは無い、とのこと。
その面談が4月にある予定でしたが、それが実施されず。娘のように1年早く行く子だけじゃなくて通常通り入学する子も、言語サポートのこととかチェックしないといけないので面談予定がありましたがそれも流れたまま。
来年、娘が行けたら同じタイミングで入学する仲良しのEちゃんのママが隣町の小学校の校長先生をしているのですが、彼女が言うにはヘッセン州では9月末までに来年の入学生徒を確定しなければいけないらしい。だから遅くとも9月末までに面談があって決まるはず、とのこと。
でも8月半ばまで夏休みだし、結局夏休み前に小学校から何の連絡もないことに疑問に思って連絡したそうですが、日本語で言うろことの「暖簾に腕押し」ってやつだったみたいです。コロナの対応でそれどころじゃない、と私たちが言われたことと同じことを言われたらしい。
もちろん彼女自身も校長なのでコロナの対応は大変。特に8月の入学に向けて入学式をどうするのか等、対応しないといけないことがたくさんあるのは事実。でも、仕事なんだからちゃんとしなさい！というのが彼女の主張。現場の張本人が言ってるんだからそうなんだろうな。
さてさてどうなることやら。入学が決定したら学童の申し込みもしないといけないし、色んなことが進んでない・・・。
先日、Eちゃんのママに会った時に、「聞いてよー！食洗機が壊れたのよ！で、新しいのを買おうと思って取り付けをお願いしたらアポイントが取れないのよ！」と。コロナの影響で家のことに投資する人が増えているのか、キッチンを新しくする人が多くて、アポイントが取れないんだと。「もうコロナ、コロナって聞きたくない！！いい加減にしてほしいわー！」とプリプリ怒ってました。
怒りたくなる気持ちもわからないでもない。
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